勿体無い!スイカの皮をもっと有効的に活用すべき7つの理由

勿体無い!スイカの皮をもっと有効的に活用すべき7つの理由

勿体無い!スイカの皮をもっと有効的に活用すべき7つの理由
夏といえばスイカ!夏休みになり、キャンプや帰省先などでご家族で食べる機会はぐっと多くなりますね。さて、そんなスイカですが、ふだん赤い部分だけを食べて、緑色の皮はそのまま捨てていませんか?

実はスイカの皮、捨てるには惜しい、意外と知られていない優れた効能がたくさんあります。しかし、いざスイカの皮を使おうと思っても、どのように利用すればよいかわからないですよね。

今回はそんなスイカの皮について、効果やレシピ、活用法をご紹介していきます。

スイカの皮に断トツ多く含まれるシトルリン

スイカの皮には、アミノ酸の一種であるシトルリンが豊富に含まれています。果肉より皮のほうが2倍も多く含まれています!この成分は血管を拡げる作用をもつ一酸化炭素の生成を促します。そして老廃物の排出を促すことで血液循環を良くする効果があります。血行が良くなることで、冷え性や肩こり、むくみの解消にも役立ちます。

また、シトルリンは血管の拡張を促し、血流をよくするため、肌を引き締める効果もあります。スイカの皮だけで、化学物質などの成分を気にせずにお肌のケアができますね大手メーカーサプリメントメーカーよりシトルリンに着目したサプリが販売されており、美容業界で注目されている成分でもあります。

そして同様に、スイカの皮に多く含まれている色素成分のリコピンやβカロテンの抗酸化作用によって、血流をよくする働きとの相乗効果も期待できます。

スイカの皮で睡眠の質の向上

神経伝達物質であるセロトニンは、ストレスや多忙な日々の中で十分に生成されなくなると、睡眠の質に悪影響を及ぼします。良質な睡眠を得るためには、一定のセロトニン値が必要になってきます。

スイカの皮には、セロトニンの生成に深く関与しているトリプトファンを豊富に含んでいるため、睡眠促進効果が期待できます。真夏の寝苦しい夜には試してみる価値がありますね。

スイカの皮によるエネルギーの向上

スイカの皮に豊富に含まれるシトルリンの働きかけにより、摂取した糖分や脂肪分などのエネルギー変換が活発になり、体内に蓄積しにくいように作用します。シトルリン効果で血流がよくなると、断然代謝が上がります。

またスイカの皮や果肉には、夏場にとくに失われやすい水分・カリウムといったミネラルや、エネルギーにいち早く転換されやすい果糖、ブドウ糖を多く含んでいます。スイカの皮に含まれるシトルリンによるエネルギー変換効率、果肉の果糖・ブドウ糖により、相乗効果でさらにエネルギー産生に導きます。

スイカの皮によるアンチエイジング

スイカの皮に含まれるβカロテンは皮膚や粘膜、目の健康を維持するために不可欠なビタミンで、強い抗酸化力を持っています。また、自然に存在する色素・カロテノイドの一種、リコピンを豊富に含みます。トマトで有名ですね。

リコピンにも強力な抗酸化作用があり、相乗効果で身体のさまざまな不調や老化の原因になる活性酵素をやっつけてくれます。
抗酸化作用でシミやくすみの原因であるメラニン色素を退治し、血流改善で新陳代謝が上がり、肌のターンオーバーを促進してくれます。

脂肪の形成予防・排出の促進

スイカの皮に豊富に含まれているシトルリンですが、血管を拡張して血流をよくするだけでなく、血管の柔軟性をよくしたり、血栓の生成を防ぐ働きも期待されています。

スイカには抗酸化物質であるβカロテンが豊富に含まれています。βカロテンよりさらに強い抗酸化作用をもつリコピンとの相乗作用により、悪玉コレステロールの酸化を抑制し、血管を健康な状態に保持することで動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの予防効果があります。リコピンには脂肪蓄積を抑制する働きが期待されており、ダイエット中の方にも魅力的な食材と言えますね。

身体にやさしいスイカの皮を利用したレシピのご紹介

スイカの皮のマリネ

材料

  • スイカの皮(白い部分)
  • すし酢
  • オリーブオイル

作り方

  1. スイカの緑部分の皮を取り、食べやすい形にカットする。
  2. 酢に半日漬ける。
  3. 食す時に酢から取り出し、オリーブオイルを絡めてから配膳する。

スイカの皮のシトルリン・リコピンに加え、食欲増進や疲労回復に効くお酢や、アンチエイジング効果や生活習慣病予防に効果的なオリーブオイルといった、身体によい食材を使ったレシピです。お酢に漬け込むことでスイカの青臭さが抜け、オリーブオイルをかけることで風味が増すこと間違いなしです。

食べすぎには注意が必要!

スイカはウリ科に属しメロン、きゅうり、かぼちゃ、ゴーヤ、ズッキーニといった仲間がいますが、シトルリンはスイカ、とくにスイカの皮に断然多く含まれています。しかし、夏野菜といえば身体を冷やす食材でもあるので、冷え性の方、妊娠中や授乳中の方は、食べ過ぎにはご注意ください。

たとえば温かいお茶と一緒に摂られるのもいいですね。しかし、このスイカの熱さまし作用には、利尿効果があり、また冷やして食すことから内側から直接身体を冷やすため、夏バテ予防や食欲が落ちて弱った身体の回復をサポートしてくれる効果が期待できます。

さて、今回は勿体無い!スイカの皮をもっと有効的に活用すべき7つの理由について紹介しましたがいかがでしたか。
スイカは食べる日焼け止めとも言われており、夏の厳しい日差しや紫外線対策やお肌の美容、冷房による冷え性の改善のためにもとても身体によいことづくめの食材です。暑い日々が続くなら上手にスイカを活用し、元気に夏を乗り切っていきましょうね!

勿体無い!スイカの皮をもっと有効的に活用すべき7つの理由

  1. スイカの皮に断トツ多く含まれるシトルリン
  2. スイカの皮で睡眠の質の向上
  3. スイカの皮によるエネルギーの向上
  4. スイカの皮によるアンチエイジング
  5. 脂肪の形成予防・排出の促進
  6. 身体にやさしいスイカの皮を利用したレシピのご紹介
  7. 食べすぎには注意が必要!

勿体無い!スイカの皮をもっと有効的に活用すべき7つの理由
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