特有の強いニオイで人に会う前は食べるのを控えたいニンニクですが、実は美肌に効果的なのは知っていますか?キムチが美肌なれると話題になりましたが、キムチにはニンニクが使われている事を知っていましたか?
しかし、いくら美肌になれると言っても、人前でニオイを漂わせるのは嫌でしょうが、工夫次第でニオイを和らげることはできます。そんなニンニクの美肌に効くお薦めの食べ方を紹介します。
なぜニンニクで美肌になれるの?
ニンニクの強いニオイ、これはアリシンという栄養成分によるものです。すりおろし前のニンニクにはアイリンという成分が含まれていて、このアイリンが空気に触れるとアリシンに変わります。つまり、ニンニクすりおろした状態のものは1番アリシンが多いのです。
アリシンには強い抗酸化作用があり、肌の老化を和らげてくれます。また、肌の細胞の新陳代謝を活性化させるビタミンB1の吸収率を高めてくれ美肌につながるのです。ビタミンB1は熱に弱いのですが、アリシンとセットになることで熱に強くなり、加熱しても体への吸収率を保てます。
しかし、いくら美肌に効果的でも生のすりおろしニンニクを大量に食べるのは勇気がいりますし、ニオイも強いです。ニンニクを無理なく食べられるお薦めの食べ方を紹介します。
ニオイがどうしても気になるなら、調理前に薄皮をつけたままレンジで30秒温めると良いです。ニオイが軽減されます。また、ニンニクの中でもニオイが弱めと言われている黒ニンニクを選んでも良いですよ。また、すりおろしたニンニクを適量、手持ちのオリーブオイルと混ぜればガーリックオイルができるので、フランスパンなど一緒に食べると美味しいですよ。
ニンニクを調味料にして美肌を目指す
ニンニクをみじん切りにし、適量を炒めた後に醤油と混ぜると醤油とガーリック風味な調味料になります。オクラや山芋にかけたり、ローストビーフのタレにすることでより美味しく食べられますよ。
また、ローストビーフなどの牛肉はビタミンB群が豊富なので、ビタミンB1がニンニクのアリシンと結合することで、美肌に効果的なビタミンB1の吸収率の高まりも期待できます。ちなみに炒める際はゆっくり炒めると旨みがアップします。
晩酌しながら美肌におつまみとしてのニンニク
ニンニクをホイルに蒸して食べるとホクホク感じが味わえます。薄皮を剥いてそれぞれの片をバラバラにし、お椀状にしたホイルの上にのせ、オリーブオイルあるいはごま油を、ニンニクがひたちたにつかるまで入れ、塩を適量ふってオーブンで数分加熱するだけで出来上がります。
ただし美味しいからといって食べ過ぎはNGです。口臭がひどくなるのはもちろん、刺激が強いため胃腸も荒れます。1日3片程度が適量です。
ニンニクと豚肉の野菜炒めでビタミンB1の威力を最大限に
ほどよく油があり、ガーリック風味のする炒め物はやっぱり外せませんね。疲れている時は特に料理名を聞くだけで食欲が増します。中でも豚肉はビタミンB1が牛肉よりも更に豊富なのでより高い美肌効果を期待できます。
肌の老化を防止する抗酸化作用のあるごま油を使って炒めると更に良いです。ニンニクと豚肉のみでは胃に負担がかかるので、小松菜やほうれん草などと一緒に炒めましょうね。
調理が面倒くさいならニンニク入りのキムチを
フライパンや調理器具すら触る気が起きないけど、肌に良さそうな栄養を摂りたい時は、キムチを食べましょう。キムチの薬味には大量のニンニクが使われています。
漬け物は一般的に塩分が高くて高血圧の原因になると言われていますが、キムチは漬け物の中では塩分が控えめです。塩漬けにした後、一度水切りをしますが、この作業によって塩分が抜かれるからです。納豆と混ぜてピリ辛納豆ごはんにしたり、漬け物代わりにしたりと冷蔵庫に常備していれば毎日手軽に、ニンニクの栄養成分を摂取できます。
さて、今回は美肌になるならニンニクが重要?ニオイを気にせず食べる方法について紹介しましたがいかがでしたか。
ガーリックで美味しくても口臭が嫌で敬遠されがちな面もありますが、美肌の為にも食べたいですよね。しかし、どんなに美肌の為にといっても食べ過ぎには注意が必要です。理想の美肌を目指して、ニンニクを適度に食生活に取り入れましょうね。
美肌になるならニンニクが重要?ニオイを気にせず食べる方法
- なぜニンニクで美肌になれるの?
- ニンニクを調味料にして美肌を目指す
- 晩酌しながら美肌におつまみとしてのニンニク
- ニンニクと豚肉の野菜炒めでビタミンB1の威力を最大限に
- 調理が面倒くさいならニンニク入りのキムチを