要注意!野菜に賞味期限を知って正しく管理する保管方法

要注意!野菜に賞味期限を知って正しく管理する保管方法

要注意!野菜に賞味期限を知って正しく管理する保管方法
ビタミンや、ミネラルが豊富な野菜はみなさんの食卓には欠かせないものですよね。我が家の冷蔵庫にもさまざまな野菜が入っています。ですがうっかり野菜をダメにしてしまうことはないでしょうか?

実は野菜にも賞味期限というものがあるのです。たまごやあらゆる食品には賞味期限表示がされていますが、野菜にはされていませんよね。そこでよく使う野菜の賞味期限と正しい管理方法を紹介します。

野菜の保存のポイントは鮮度を保つこと!

美味しくてビタミン、ミネラルが豊富な野菜は、やっぱり新鮮な状態で食べたいですよね。ですが、買って1回で食べ切れればいいのですが、ご近所からたくさんもらってしまったりして使い切れずにダメにしてしまうことありませんか?

野菜はエチレンという食物ホルモンが増えると、鮮度が落ちるのが早くなるのです。野菜を正しく管理できないと、野菜の呼吸数が早くなり、エチレンも増殖させてしまうのです。ですから野菜は鮮度を保ちながら管理するのが大切になってきます。野菜によって鮮度を保つ方法が違うので、野菜別の賞味期限と正しい管理方法を、野菜をピックアップしてみてみましょう。

キャベツ、レタスは芯をくり抜く!

サラダや野菜炒めに大活躍のキャベツやレタスは、芯から劣化がはじまるので、芯をくりぬいて、湿らせたキッチンペーパーを詰めて、野菜室で管理します。この状態でキャベツの賞味期限は2週間、レタスは4日になります。

キャベツはカットして、水気をとりビニール袋やフリーザーバックにいれて冷凍保存することで、賞味期限は1ヶ月となります。

きゅうりは常温でも管理できる

夏はきゅうりが美味しい季節です。家庭菜園などをやっていると、獲れすぎるくらいですよね。お新香にしてもそのまま食べても美味しい野菜ですね。きゅうりは3日間ならカットせずにそのままの状態で常温保存ができます。

冷蔵庫だと水洗いして拭き取り、新聞紙かサランラップに包んで保存することで1週間の賞味期限になります。
薄くスライスして塩もみをしてしっかりしぼり、タッパーに入れて冷凍保存すると1ヶ月の賞味期限になります。

ナスはラップに包むんで保管

夏野菜のナスはお味噌汁の具にしたり、炒め物や天ぷらといろいろなレシピを作れますね。ナスは水分が蒸発しやすい野菜なので、風にあたるとしなびてしまいます。水分が逃げないように1つ1つ洗って水気をとってラップに包み冷蔵保存します。
賞味期限は3~4日です。

適当な大きさにカットしてアク抜きをして水を拭き取り、フリーザーバックにいれて冷凍保存をすると1ヶ月の賞味期限になります。

かぼちゃは常温保存もできる!

スープにしても美味しい、栄養満点な野菜のかぼちゃは常温でも3日間保存することができます。カットせずに風通しが良い日陰にできます。

冷蔵保存の場合はカットして、種とワタをとってラップにくるんで保存します。そうすると賞味期限は5日なります。また食べやすい大きさにカットして電子レンジで加熱し、フリーザーバックか金属製容器にのせて冷凍保存すると、1ヶ月の賞味期限になります。

大葉は水に浸して保存!

風味付けとして活躍してくれる野菜といえば大葉ですね。でも冷蔵庫に入れておくとあっと言うに葉がしなびてきてしまいます。
大葉は濡れたキッチンペーパーに重ねて包み、縦長の瓶に水を入れて、茎部分が水に浸るように保存します。

この方法で保存すると賞味期限は2週間と長持ちします。野菜室の場合、戸を開けた時に水がこぼれないように注意が必要ですね。また1枚ずつ水気をとってトレイにラップをして冷凍保存すると1ヶ月の賞味期限になります。

ピーマンはビニール袋に入れて保管!

夏野菜のピーマンはチンジャオロースや、ピーマンの肉詰やサラダなどにしても美味しいですね。ピーマンは水洗いして拭き取りカットせずにビニール袋に入れて保存すると賞味期限は1週間になります。

また水洗いして縦半分にカットしてヘタを取り、水気をとってフリーザーバックに入れて冷凍保存すると1ヶ月の賞味期限となります。

人参は購入時の袋のままではダメです!

人参はあらゆる料理に使えるため、冷蔵庫には常にストックしておきたい野菜の1つです。人参は購入時の袋のまま冷蔵庫に入れるとベタベタとしてくたっとしてきてしまいます。

水洗いして水分を拭き取り新聞紙かペーパータオルにくるんで冷蔵庫に保存することで賞味期限は5日程度になります。水洗い後食べやすい大きさにカットして、しっかり乾かしてからフリーザーバックに入れるか、金属製容器にのせて冷凍保存すると1ヶ月の賞味期限になります。

たまねぎは湿度に弱い!

たまねぎも人参同様にあらゆる料理に使える野菜なので、常備しておきたい野菜の1つですね。実はたまねぎは湿度に弱い野菜なので、冷蔵保存には向いていません。土や皮のついたまま新聞紙にくるみダンボールに入れて、暗く風の通る場所で保管します。賞味期限は2ヶ月になります。

皮をとってしまったたまねぎはラップに包んで冷蔵庫で保管します。賞味期限は1~2週間になります。食べやすい大きさにカットしてしっかり乾かしてからフリーザーバックか金属製容器にのせて冷凍保存すると、賞味期限は1ヶ月になるますよ。

白菜は常温の涼しい場所に保管!

お鍋の主役の野菜でもある白菜ですが、白菜は常温での保存ができる野菜です。カットしない状態でそのまま、新聞紙数枚を全体的にくるんで風通しの良い涼しい場所に保管します。このように保存すると白菜は約2週間程度保管できます。

ただし、冷蔵庫に保管する場合は芯に切り込みを入れて、湿らせた新聞紙かラップでくるんで保管します。賞味期限は5日です。

もやしは水に浸しながら保管!

もやしはお値段もとっても安くて家計にも優しい野菜ですね。栄養もあってあらゆる料理に活躍してくれます。ですがとっても傷みやすい野菜です。

もやしは水洗い後、タッパーに水を溜めて浸しながら冷蔵庫に保管します。3日に1度水換えを行い、賞味期限は1週間になります。
軽く茹でて10分間水に浸してから水を取りフリーザーバックに入れて冷凍保存すると、賞味期限は1ヶ月になります。

じゃがいもの冷凍保存はマッシュするのがポイント!

カレーやシチュー、肉じゃがと活躍してくれる野菜のじゃがいも。マッシュしてコロッケにもサラダにもなりますね。じゃがいもはとっても日持ちのする野菜といわれています。常温でも保管することができます。常温の場合は酸化を防ぐために、泥の付いた状態で新聞紙に包み、ダンボールに入れて冷暗所で保管すると賞味期限は1ヶ月になります。

新聞紙に包んだじゃがいもを、スーパーの袋に入れてしっかり縛って冷蔵庫に保管すると賞味期限は3ヶ月になります。じゃがいもはそのままの状態で冷凍保存すると、水分が抜けてスカスカになってしまうので冷凍保存にはむきません。ですが、茹でてマッシュすると冷凍保存をすることもでき、賞味期限は2~3週間になります。

大根やカブは葉と根を切り分ける!

大根やカブは、味噌汁や煮物に活躍してくれる野菜ですね。根だけでなく、葉っぱも料理に活躍することができます。

大根やカブは葉っぱが付いている状態ですと、葉に栄養を取られてしまいます。葉と根を切り分けて保存することがポイントになります。切り分けたら湿らせた新聞紙か、ペーパータオルにくるんで冷蔵庫で保管します。賞味期限は、葉が2日、根が4~5日となります。

さて、今回は要注意!野菜に賞味期限を知って正しく管理する保管方法について紹介しましたがいかがでしたか。
野菜の賞味期限と、正しい保管方法について野菜を12程ピックアップしてみましたが、いかがでしたでしょうか?野菜は新鮮な状態で食べるのが美味しいし、栄養価もあります。ぜひ正しい保管方法を実践し、野菜の賞味期限を守って、食卓に新鮮な野菜をたくさん取り入れてみてください。

要注意!野菜に賞味期限を知って正しく管理する保管方法

  1. 野菜の保存のポイントは鮮度を保つこと!
  2. キャベツ、レタスは芯をくり抜く!
  3. きゅうりは常温でも管理できる
  4. ナスはラップに包むんで保管
  5. かぼちゃは常温保存もできる!
  6. 大葉は水に浸して保存!
  7. ピーマンはビニール袋に入れて保管!
  8. 人参は購入時の袋のままではダメです!
  9. たまねぎは湿度に弱い!
  10. 白菜は常温の涼しい場所に保管!
  11. もやしは水に浸しながら保管!
  12. じゃがいもの冷凍保存はマッシュするのがポイント!
  13. 大根やカブは葉と根を切り分ける!

要注意!野菜に賞味期限を知って正しく管理する保管方法
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