甘いだけの嗜好品じゃない!イチゴジャムの意外な5つの健康効果

甘いだけの嗜好品じゃない!イチゴジャムの意外な5つの健康効果

甘いだけの嗜好品じゃない!イチゴジャムの意外な5つの健康効果
甘くて美味しいけれど砂糖がたっぷり入っている!太りやすい!添加物が沢山入っている!とマイナスイメージも気になるイチゴジャム。ポジティブに捉えられる健康効果に注目したことはありますか?

確かに食べ過ぎはカロリーオーバーで肥満のもとですし、添加物が体に良くないのは周知の通りです。でも毎日の食生活に適量を取り入れられれば、手軽に果物としての栄養と満足度も得られるのです。

そんなイチゴジャムの健康効果と添加物フリーの手作りジャムの作り方を紹介します。

イチゴジャムとイチゴの健康効果の違いは

果物は加工度が低いほど、果物そのものの栄養素を享受できるのはご存じですよね。イチゴも同様です。じゃあイチゴジャムは思いっきりイチゴを加工しているし、加工過程で加熱しているから本来の栄養成分が消失するのでは?と疑問が湧くでしょう。

確かにイチゴに含まれているビタミンCや葉酸は、加熱すると消失してしまいます。よって、イチゴジャムにこの栄養素は期待できません。
ですがイチゴジャムにしても残る栄養成分はあります。それはペクチン、ポリフェノール、炭水化物などです。よって、一部、イチゴを食べるのと同じ栄養成分による健康効果が得られます。

イチゴジャムのペクチンが便秘を解消する

イチゴジャムに含まれるペクチンは食物繊維の一種です。ちなみにイチゴジャムに限らず、ジャムがゼリー状になるのはペクチンの性質のためです。果実を煮詰めると、ペクチンの酸味のもとである酸と砂糖が反応を示すことでゼリー状になります。

ペクチンは腸内の乳酸菌と呼ばれる善玉菌を増やし、腸の働きを促してくれます。腸内にたまったものと合体して便を大きくすることも腸の働きに良い影響を及ぼします。腸の動きが良くなることで、便が排出されやすくなり、便秘が解消されるのです。

イチゴジャムのポリフェノールが様々な病気を防ぐ

イチゴジャムに含まれるポリフェノールは強い抗酸化作用があります。老化の原因となる活性酵素を取り除いて老化とともに出やすくなる症状、例えば脳梗塞などを予防してくれます。また、体の酸化、つまり体の細胞の衰えを抑制することで免疫力がつき、結果的に様々な病気から守ってくれるのです。

また、ポリフェノールは強い殺菌作用があります。強い菌として有名なO-157など様々な菌の殺菌に役立ちます。

イチゴジャムの炭水化物があらゆる活動の支えに

イチゴジャムには炭水化物が含まれており、体に吸収されることで糖に変わり、あらゆる活動をするエネルギーの素となってくれます。炭水化物イコール太るというダイエット情報が巷であふれており敬遠したくなるかもしれませんが、炭水化物は人間の「最低限の」生命活動に必要な三大栄養素の1つです。

激しい運動だけではなく、デスクワークでの頭脳労働でも、炭水化物の糖分が足りていないと充分に力を発揮できません。食べすぎは確かに肥満のもとですが、敬遠しすぎるのも良くないですよ。

イチゴジャムで血行が良くなる

ジャムへの加工の工程で失われる栄養成分があるのは先に述べましたが、逆にジャムにすることで生じる成分もあります。それはメラノイジンという成分です。

このメラノイジンは優れた栄養成分で様々な良い働きをします。その一つに、抗酸化作用によって血行を改善する働きがあります。抗酸化作用があり、体の組織の老化を抑えるということは血管も若々しさを保つということです。血液がサラサラになることで、血行が良くなるのです。生活習慣病のもととなる動脈硬化の予防にもなります。

血糖値も安定する効果が期待できる

食事をすると血糖値が上がるのは普通の現象ですが、人によっては血糖値が上がったまま正常な範囲に戻らず、感情の浮き沈みが激しくなったり、血糖値を安定化させるインスリンの働きが鈍って糖尿病にもかかりやすくなります。

メラノイジンには血糖値を安定させる働きがあり、余分な糖の吸収を抑えてくれます。イチゴジャムこそ糖尿病につながる糖の塊では?と疑問に思うかもしれませんが、適量なら血糖値の安定化に役立てますよ。

イチゴジャムを手作りしよう!

適量のイチゴジャムは体に良いと分かっても、市販されている中では添加物が多いものもあります。自分で手作りするのが一番安心です。手間のかからない作り方に、レンジを活用する方法があります。

イチゴ1パック分を目安に、耐熱ボウルの中に入れ、グラニュー糖を150gぐらいまぶしてレモン汁を適量振ります。その上にラップをゆるくかけ、レンジで6分程度熱します。一度取り出して、かき混ぜ、更にラップをしない状態で6分加熱すれば出来上がります。電子レンジの機種によって加熱所要時間は変わりますので注意して下さいね。

さて、今回は甘いだけの嗜好品じゃない!イチゴジャムの意外な5つの健康効果について紹介しましたがいかがでしたか。
イチゴを長期間、冷蔵庫に常備するのは保存性とコスト面を考えると難しいかもしれませんが、イチゴジャムでしたら簡単に常備できそうですね。あまりイチゴジャムを体に取り入れようと意識するのではなく、パンを食べる時にバターやマーガリンの代わりにイチゴジャムを選ぶ程度にしておけば、食べ過ぎの心配はないですよ。

甘いだけの嗜好品じゃない!イチゴジャムの意外な5つの健康効果

  1. イチゴジャムとイチゴの健康効果の違いは
  2. イチゴジャムのペクチンが便秘を解消する
  3. イチゴジャムのポリフェノールが様々な病気を防ぐ
  4. イチゴジャムの炭水化物があらゆる活動の支えに
  5. イチゴジャムで血行が良くなる
  6. 血糖値も安定する効果が期待できる
  7. イチゴジャムを手作りしよう!

甘いだけの嗜好品じゃない!イチゴジャムの意外な5つの健康効果
最新情報をチェックしよう!