ハーブの1種!ルッコラの栄養で期待できる6つの効果と食べ方

ハーブの1種!ルッコラの栄養で期待できる6つの効果と食べ方

ハーブの1種!ルッコラの栄養で期待できる6つの効果と食べ方
お洒落なイタリア料理のお店で食事をすると、パスタやピザに添えられてくるルッコラ。

近頃ではルッコラそのものを店頭でも見かけることが多くなりましたね。また、サラダ用として売られている「ベビーリーフ」の中にも入っているので、外食だけでなく家庭でも食べた経験がある方も多いのではないでしょうか。

どちらかといえばあまり目立たない存在のルッコラですが、実は健康面でも美容面でも素晴らしい効果のある栄養価の持ち主。今回はそんなルッコラの優れた点をご紹介します。

実はこんなにあった!ルッコラの栄養素とその効果とは?

ルッコラはアブラナ科。原産地は地中海沿岸ですが、日本では東京・静岡で多く生産されています。店頭に多く出回る時期は4月~6月頃と10月~12月頃。噛むとゴマのような香りがし、ちょっとワサビに似た辛味を感じます。

袋入りで販売されているものはおおよそ50gで200円から300円ほど。サラダに使うレタスやキャベツなどのお馴染みの野菜に比べると、少々割高な気もしますが、実は栄養価が非常に高く優秀な食材です。

ルッコラの栄養素として豊富に含まれているものは、βカロチンミネラルビタミンKの3つ。ではこの3つの栄養価とその効果を、お馴染みの野菜と比較しつつ効率よく摂取する方法を紹介します。

βカロチンはレタスの10倍以上!生活習慣病の予防に効果あり!

その強い抗酸化作用から生活習慣病の予防に効果があると言われるβカロチン。一日あたり約120gの緑黄色野菜を採ることが目安とされていますが、毎日続けるとなると少々大変ですよね。ところが、βカロチンは体内に蓄えられる栄養素。また、過剰に摂取しても全く問題はありません。

だから、βカロチンをたくさん含むメニューをいくつか覚えておけば、自然に「貯金」できるのです。そして、その心強い味方がルッコラ。ルッコラ100gに含まれるβカロチンは3600mcg(マイクログラム)。同量のレタスでは240mcg。つまりルッコラにはレタスの10倍以上ものβカロチンが含まれているということになります。

美肌作りに欠かせないβカロチン!ルッコラは心強い味方!

どれほど肌に良いとうたわれている化粧品を使っても、なかなか効果が実感できない。それは、もしかしたら肌本来の持つ力を引き出せていないのかもしれません。健康な食生活が美肌への第一歩!とわかっていても、日々忙しくしていると、どうしてもおろそかになってしまいますよね。

そこで、注目していただきたいのがルッコラです。ルッコラに含まれているβカロチンは皮膚の粘膜のバリア機能を高めたり、肌荒れを予防したりする働きがあります。いつものメニューにルッコラをプラスするだけで、健康だけでなく美肌も手に入れられるなんて!女性にとってルッコラは心強い味方ですね。

女性に必須の葉酸!ルッコラはブロッコリーより豊富!

妊娠中のママには必須の栄養素、葉酸。細胞の分裂や再生を助けることから、美肌やアンチエイジングにも効果があります。さらに赤血球の生産を助ける働きもあるため、貧血に悩む女性も是非意識して摂取したい栄養素です。

成人女性に推奨される葉酸は1日当たり240mcg。妊娠中のママだとなんと480mcgも必要とのこと。葉酸の多い野菜にはほうれん草やモロヘイヤなどがありますが、苦手な人も多いかもしれませんね。そこで、ここでは比較的食べやすいブロッコリーとルッコラを比べてみます。

ルッコラ100gあたりの葉酸は170mcg。対してゆでたブロッコリーは120mcg。一目瞭然、ゆでたブロッコリーを一生懸命に食べるよりもルッコラをさっとトッピングする方が効率的ですね!

あらゆる体調トラブルの予防に!ルッコラはキャベツよりも優秀!

人間の体内では作り出せないといわれるビタミン。ビタミンにはたくさんの種類がありますが、どれも健康を維持していくには欠かせない栄養素です。中でもビタミンKは骨の形成を助ける働きがあることから骨粗しょう症の予防に効果があります。また、コラーゲンの生成を助け、肌トラブルを予防するビタミンCも意識して摂りたいもの。ビタミンを摂取するにはやはり野菜を食べることが必須!そこで普段からなじみのあるキャベツとルッコラを比べてみました。生のキャベツ100g中のビタミンKは78 mcg。対して同量のルッコラにはなんと210mcgものビタミンKが!ビタミンCで比較してもキャベツ41mcg対し、ルッコラは66mcg!どちらもルッコラに軍配があがります。

今日からすぐにも取り入れたい!でもどうやって食べるの?

健康にも美容にも優れた野菜であるルッコラ。今日のメニューにすぐにでも取り入れたいですよね!そこで、効率よく栄養を摂取でき、なおかつ美味しいルッコラの食べ方を紹介します。

ルッコラは生で食べるのが一番。まずはいつものサラダにルッコラをトッピング!ただし、独特の辛味や風味があるのでゴマドレッシングやマヨネーズなどの味が濃いものを合わせると食べやすくなります。

またβカロチンは脂溶性なので、油と一緒に摂ると吸収もよくなります。そのうえ、ルッコラの栄養価は加熱しても損なわれません。だから、さっと湯がいてお浸しにしたり、他の野菜と炒めたりと、アイディア次第で多くの出番が見つけられずはず。付け合わせとしてお洒落に食卓を演出するばかりではなく、これなら普段の食卓のメニューにもどんどん取り入れられますね!

さて、今回はハーブの1種!ルッコラの栄養で期待できる6つの効果と食べ方について紹介してきましたがいかがでしたか。
ルッコラは栄養価が高く出番が多いこと以外にも大変優れています。それは50gでも量がそれほど多くはないので、生でサラダにして食べたとしても十分に一人で食べきれる量です。

だから、1人暮らしでついつい野菜を買うのをためらってしまう方でも使いやすいはず。また、可食部分が多いのでゴミも少なく経済的!是非、いろいろな料理に使って、食生活に豊かにしてくださいね。

ハーブの1種!ルッコラの栄養で期待できる6つの効果と食べ方

  1. 実はこんなにあった!ルッコラの栄養素とその効果とは?
  2. βカロチンはレタスの10倍以上!生活習慣病の予防に効果あり!
  3. 美肌作りに欠かせないβカロチン!ルッコラは心強い味方!
  4. 女性に必須の葉酸!ルッコラはブロッコリーより豊富!
  5. あらゆる体調トラブルの予防に!ルッコラはキャベツよりも優秀!
  6. 今日からすぐにも取り入れたい!でもどうやって食べるの?

ハーブの1種!ルッコラの栄養で期待できる6つの効果と食べ方
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