ブロッコリーの茎は栄養たっぷり!食べないと損する5つの健康効果

ブロッコリーの茎は栄養たっぷり!食べないと損する5つの健康効果

ブロッコリーの茎は栄養たっぷり!食べないと損する5つの健康効果
ブロッコリーは、野菜に含まれているとされるビタミンの殆ど全てをカバーしており栄養が豊富な緑黄色野菜です。特にビタミンCは豊富で、100g食べるだけで1日分に必要とされる量に匹敵しますが、実は房よりも茎の方が栄養量が多いのはご存知ですか?

サクサクした食感を楽しめるブロッコリーはですが、茎は固くて調理に手間がかかりそう、使い道が分からないと敬遠したいかもしれませんが食べないともったいないぐらい栄養がたくさんあります。

今回は、ブロッコリーの茎に豊富に含まれる栄養成分と健康効果を紹介します。

ブロッコリーの茎でアンチエイジング

ブロッコリーの茎にはビタミンCが房よりも豊富に含まれています。ビタミンCには、体のあらゆる細胞を日々修復してくれる働きをしてくれ、若々しい肌をキープできます。体全体の細胞をケアするので、あらゆる病気に対する免疫力もキープでき、病気にかかりにくい若々しい体になります。

また、疲労回復にも効果的です。疲労がたまると、いつもより老けて見られがちですが、ビタミンCを摂ることで疲労がとれ、活動的に動けます。最近、肌の衰えが進んでいる、老化のせいか疲れやすい体になっていると感じたら、ブロッコリーの茎も意識して食べるようにしましょうね。

むくみがちな体を改善!

ブロッコリーの茎に豊富に含まれているカリウムは、むくみや高血圧の原因となる、過剰摂取したナトリウムを体外に排出してくれます。塩分の過剰摂取、運動不足などで体内のナトリウムが増加すると、血管内のナトリウムを薄めようと水が取り入れられ、血液の量が増えてしまいます。その結果、血管への圧力が高まり、高血圧となります。

高血圧は動脈硬化など日本人に多い疾患の一つにつながりますが、むくみも生じます。高血圧によって血液の流れが悪くなり、血流で運ばれて体外に排出される水分が細胞にたまってしまいます。この現象がむくみとして表れるのです。
カリウムは普通に日常生活を過ごす分には、不足しにくい栄養素とは言われていますが、体のむくみを感じたらカリウムを補充できるブロッコリー、特に茎の部分を意識して食べると良いです。

ビタミンKで骨粗しょう症予防

骨粗しょう症は、女性ホルモンの減少により骨密度が低くなり、骨折しやすくなる症状です。18歳ごろに骨密度はピークを迎えますが、40-50代くらいで閉経した後、女性ホルモンの減少とともに骨密度は低くなります。これは骨の形成に重要なカルシウムが溶けてしまうのを防ぐ女性ホルモンの一種、エストロゲンが減少するためです。よって男性よりも女性の方が骨粗しょう症にかかるリスクが高めです。

カルシウムを摂取しても効果的ですが、それだけでは不十分です。なぜならカルシウムの代謝に必要な栄養成分としてビタミンKも必要なのです。ブロッコリーの茎にはビタミンKが豊富に含まれているので、骨粗しょう症予防に効果的と言えます。

ブロッコリーの茎でデトックス

ブロッコリーはビタミンUの含有量が野菜の中でもトップクラスです。特にビタミンUは茎の部分に含まれています。ビタミンUに別名キャベジンとも呼ばれておりは、胃腸の粘膜を修復し、体内に取り入れた食物の消化を助けて胃もたれを解消する働きがあります。

飲み会などで暴飲暴食した際は、消化が追いつかず、胃もたれで気分が悪くなる時がありますね。そんな時は、ブロッコリーの茎を食べてみましょう。ただし、ビタミンUは熱に弱いです。茎を柔らかくして食べやすくしたい際は、加熱時間を短縮するため電子レンジで温めましょう。500Wで30秒が目安です。鍋で茹でるよりも楽ですね。

ブロッコリーの茎は食物繊維も豊富!

ブロッコリーの茎には食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維と一言で言っても、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類がありますが、ブロッコリーに多く含まれるのは不溶性食物繊維です。この不溶性食物繊維は名前の通り、水に溶けにくい繊維です。

胃や腸にとりこまれる水分を吸収し、膨張することで便の体積を大きくしてくれます、便が大きく膨らむと、腸を刺激しやすくなって排出に不可欠な蠕動運動が活発になるのです。よって、便通が良くなり、便秘も解消されます。便通が良くなることで、便秘による肌荒れなどの弊害を防ぐだけでなく、体に悪さをする菌も排出されやすくなるので健康効果も見られるようになります。

さて、今回はブロッコリーの茎は栄養たっぷり!食べないと損する5つの健康効果について紹介しましたがいかがでしたか。
ブロッコリーの茎は確かに固くて食べづらいですが、栄養豊富なことが分かりましたね。ビタミンCやビタミンUなど長時間加熱すると失われる栄養成分もあるので、加熱するときは注意が必要です。茎はなるべく薄くスライスし、電子レンジなどで温めて柔らかくしましょう。柔らかくしたものを、そのままサラダに入れて和えるのも良いですね。
ブロッコリーの茎を捨てるのは栄養摂取のチャンスを狭めると意識し、茎まで食べるようにしましょうね。

ブロッコリーの茎は栄養たっぷり!食べないと損する5つの健康効果

  1. ブロッコリーの茎でアンチエイジング
  2. むくみがちな体を改善!
  3. ビタミンKで骨粗しょう症予防
  4. ブロッコリーの茎でデトックス
  5. ブロッコリーの茎は食物繊維も豊富!
ブロッコリーの茎は栄養たっぷり!食べないと損する5つの健康効果
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