体の中からスッキリきれいに！ゴボウに隠された７つの栄養効果？！

茶色く細長い、日本でも親しまれているゴボウ。きんぴらや、揚げ物にしても美味しく頂くことが出来る野菜のひとつです。

その歴史はとても古く、縄文時代には中国から伝わったとされており、長い間日本で愛されてきたのです。最近では京都の伝統野菜として堀川ゴボウや、千葉県などでは大浦ゴボウなど、いろんな種類のゴボウが栽培されています。

そんなゴボウですが、ご存知の通り食物繊維が豊富なことでも有名です。それだけでも身体に良さそうな野菜ですが、他にもゴボウにはいろんな成分が含まれており、健康効果がとっても高いんです。

今回はゴボウに隠された効能について７つ紹介します。体の中をきれいにしてくれる効能がたっぷりなのでぜひ、ゴボウを食べてみてください。

ゴボウには腸内環境を整える効能がある

ゴボウには食物繊維の中でも不溶性食物繊維のセルロースやリグニンが豊富に含まれています。不溶性食物繊維とは文字の通り水に溶けない食物繊維です。

これらは、腸内の善玉菌を増殖させ、腸内環境を整えてくれる効能があるのです。

腸内環境が崩れてしまうと、腸の中に消化されない老廃物などが溜まってしまい、身体に不調が現れてしまいます。ですから、ゴボウを食べて腸内をきれいに保つことをとても大切なことなのです。

ダイエット・むくみ予防効果も！

ゴボウには、水溶性食物繊維も含まれています。その中にイヌリンという食物繊維の一種が含まれており、これは利尿作用があります。

そのため、身体に溜まった老廃物や水分を外に出してスッキリさせてくれるのです。さらに、ゴボウにはカリウムも豊富に含まれているので、ダブルの効果でむくみを解消してくれます。

さらに、水溶性食物繊維やゴボウに含まれるオリゴ糖は善玉菌を活性化する効能もあります。ですから、糖質や脂質の代謝を改善し、ダイエット効果にも期待できるのです。

ゴボウには便秘を解消する効能がある

ゴボウの食物繊維は便秘を解消する効能があります。ゴボウに含まれる不溶性食物繊維は水煮溶けることがなく、腸に入ると水分をどんどん吸収して膨らむ性質を持っています。

そのため、膨張することで腸の蠕動運動を刺激し、便の量を増やし排出を促してくれるのです。

便秘になると便が出ないだけでなく、腹痛や食欲不振などいろんなところに別の症状をもたらすこともあります。便秘気味の人はゴボウをしっかり摂取しましょう。また、同時に水分を摂取することで便をスムーズに出してくれます。

老化を予防する効果

ゴボウには食物繊維の他に抗酸化作用の強いポリフェノールも豊富に含まれます。これらは、活性酸素を除去し、皮膚や細胞などが老化していくのを防止してくれます。

お肌や血管が活性酸素により酸化するのを防ぐので若々しく保ってくれるというわけです。アンチエイジング効果に大きな期待が出来るのです。

また、ゴボウに含まれるサポニンやアクチニジンはアレルギーを緩和したり、湿疹などのお肌のトラブルを和らげる効能も含んでいるのです。

動脈硬化を予防する

ゴボウに含まれるリグニンという不溶性食物繊維は動脈硬化を予防する効能もあります。リグニンには、コレステロールの材料の胆汁酸を吸着して外に出す効能があるのです。

その効能があるおかげでコレステロールを減らし動脈硬化などの生活習慣病の予防に繋がっているのです。

さらに、イヌリンを含むゴボウは、ナトリウムを外に排出する効能もあるので高血圧予防にもなっています。

ゴボウで糖尿病を予防！

ゴボウに含まれる水溶性食物繊維は体の中に入ることでゲル化されます。そのため、食べた物はゆっくりと運ばれていくので、血糖値の上昇も緩やかになります。

また、アクチゲニンという成分も含んでいるので筋肉にグルコースを取り込む能力をアップさせたり、糖質の代謝に関わるミネラルの補給にもなっているので病気の予防に、ゴボウは効果的な食材のひとつなのです。

ゴボウには免疫力をアップ！

ゴボウに含まれるアクチゲニンという成分は、免疫細胞に働きかけます。そのため、炎症を抑えたり、アレルギーを抑えるなど免疫力アップに効果的なのです。

さらに、ゴボウにはサポニンも含まれるため、ナチュラルキラー細胞を活性してくれるため、免疫力アップには魅力ある野菜といえそうです。

さて、今回は体の中からスッキリきれいに！ゴボウに隠された７つの栄養効果？！についてお話ししましたがいかがでしたか。
ゴボウには誰もが知っている食物繊維だけでなくポリフェノールなど、うれしい成分がたくさん含まれていることが分かりました。そのおかげで体の中をきれいにし病気の予防にもなっているゴボウ。身体のためにもゴボウを積極的に食べてみてはいかがでしょうか。