固いところや柔らかいところなど、食感を楽しむこともできる白菜。時期になるとスーパーでも安く手に入れやすい野菜の一つでもあります。
豚肉と一緒にミルフィーユ鍋にしたり、くたくたに煮込んでスープにしたりと食べ方も様々で、カロリーも低いのでダイエット食としても親しまれているのではないでしょうか?
そんなアレンジ方法たくさんの白菜ですが、実はお家でも育てることができるとのこと。
今回は白菜の育て方について5つの手順を紹介します。冬の鍋でも活躍すること間違いなし。ぜひ育ててみてはいかがでしょうか?
白菜を育てるには?育てやすい品種や苗選び
いざ白菜を育てようにも、種の種類も様々ですし、どんな物を選べばいいのか悩むところです。初めて白菜を育てるときにオススメなのは、黄身小町や満風、CR郷風といった種をかうことをオススメします。
さらに、余った種は冷暗所に保存しておけば2〜3年は保存可能ですので、失敗しても新しい種を使うこともできます。また、一般的な白菜は大きなイメージがありますが、ミニハクサイなどのミニ種であれば狭いスペースでも育てられます。
しかし、種から育てるとなると葉が生えてくるかどうか、病気にならないかなどといったことも考えられます。そういう場合には苗を購入することをオススメします。
- 丈夫な苗を購入する
- 本葉は4〜5枚程度の物を選ぶ
- 害虫などがついていない物を選ぶ など
苗から育てる場合には、比較的丈夫で、害虫などにやられていないものを選ぶようにしましょう。本葉は多すぎると根付きが悪くなってしまうことがあるので、4〜5枚程度ついている物が良いでしょう。
白菜を植えるためのプランター作りとは
実は白菜の生育に適した温度は15〜20℃の温度帯なのです。ですから、簡単に苗から育てる場合には、地域にもよりますが9〜10月中旬の涼しくなった頃がオススメです。
- 大きめのプランターの中に培養土を縁から3〜5cm程度の高さまで入れます。
- 白菜の苗をポットから取り出します。
- 土にポットより大きめの穴を掘り白菜の苗を入れます。
- 土を寄せて、軽く手で押さえて根と土をくっつけます。
- 植え付けたらたっぷりと水をあげます。
白菜を2株以上植える場合には株間を30cmは開けるようにしてください。葉の数が少なくなったり、結球しない原因になります。さらに気をつけるべきことは植え付け時期です。
植え付けが遅れてしまうと根を傷めることになったり、葉の数が少なくなってしまいます。葉が足りなければ低温にさらされることになるので上手に結球で着なくなってしまうのです。
白菜を植えた後にやるべきこと
白菜の苗を植えたら、しっかりと管理してあげましょう。いくつかやるべきことを紹介します。
水やりをする
白菜は植え付けしたら、しっかり根付くまでたくさんの水を揚げるようにしましょう。葉っぱが急激に育ち始めたら上手に根付いた証拠です。根付いたあとは、乾燥しない程度に水やりをし、1回にあげる水の量は少なめにします。白菜は多湿になりすぎると軟腐病の原因になってしまいます。
害中対策をする
トマトは土を乾燥させてはいけません!特にしっかり根付いていない2週間程度は土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげるようにします。花が咲き実が大きくなってきたら水やりの頻度を少なくします。タイミングとしては葉っぱがしんなりしてきた頃に上げる程度で十分です。そのときにはたっぷりとお水をあげましょう。
しっかり育てるために白菜を気にかけて
白菜の追肥
白菜は初めに肥料をあげておきますが、結球をはじめる頃に追肥すると結球しやすくなるので、よく確認してください。
プランターでの栽培であれば、植え付けをして2週間後から結球するまで、週に1回液肥を与えるようにしましょう。化成肥料は2週に1度与えます。さらに、結球後にも化成肥料を3g程度与えます。肥料が切れないように気にかけましょう。
白菜の土寄せ
白菜の苗が倒れてしまわないように株元に土寄せをしてあげるようにしましょう。そうすることで結球したときに安定します。ただし結球が始まったら傷付ける恐れがあるのでy土寄せは行いません。
白菜の被害
害虫などに食べられてしまった葉や黄色い葉は、被害にあったら早めに葉を摘み取るようにしてください。白菜をダメになってしまいます。
白菜は寒さに強い野菜ですが極寒に放置しておくと冷害に遭ってしまいます。そのため、外葉を1枚取り、結球の上にかぶせるように包んで紐で縛るようにすると霜などから守ることができます。新聞紙などで代用することもできます。
白菜の収穫をする
白菜は種を蒔いて、約60〜100日で収穫を迎えます。育てやすミニ種であれば約40日で収穫できます。収穫のタイミングは、結球した頭の部分を手で押さえてみて実が固く締まっていれば頃合いです。
結球部を斜めに倒して外葉とともに株を切り取って収穫します。また、収穫がそのまま放置しておくと白菜は傷んでしまいます。できるだけ温度変化の少ない冷暗所で新聞紙等に包んで保存するようにしましょう。
さて、今回はミニ種がオススメ?!おうちでチャレンジ!白菜の育て方5つの手順についてお話ししましたがいかがでしたか。
食材との組み合わせ次第でいろんな料理で活躍することのできる白菜。冬の鍋にはもってこいです。ぜひ、お家で育てて白菜をおいしくたべてみてはいかがでしょうか?
ミニ種がオススメ?!おうちでチャレンジ!白菜の育て方5つの手順
- 白菜を育てるには?育てやすい品種や苗選び
- 白菜を植えるためのプランター作りとは
- 白菜を植えた後にやるべきこと
- しっかり育てるために白菜を気にかけて
- 白菜の収穫をする