赤やオレンジ、黄色など色鮮やかなカラーピーマン。一般的な緑色のピーマンに比べて甘さもあり、栄養も満点のカラーピーマン。料理でも度々使うこともあるのではないでしょうか?
しかし一般的なピーマンに比べてカラーピーマンは大きい物が多いですが、1個の値段も高いことが多くあります。栄養もあるし、見た目にも色鮮やかになるので料理でたくさん使いたいけれど、節約にはならないといえます。そんなときにおうちで育てることができればたくさん作ることができるわけです。
そう、カラーピーマンもおうちで育てることができるんです。たくさん育てられれば料理の幅も広がるのです。
今回はカラーピーマンの育て方や注意すること、特徴などについて5つに分けて紹介します。是非カラーピーマンを育てて栄養満点の料理を作りましょう。
カラーピーマンを育てる前の予備知識
カラフルな色が特徴のカラーピーマン。パプリカの名称でも知られています。ナス科に属しており、多年草の唐辛子属の野菜です。
原産地は南アフリカとされており、日本では宮城県や熊本県などで育てられています。アフリカ原産ということもあり多湿を苦手としているのがカラーピーマンの特徴でもあります。そのため、育てる際には水はけが良い場所を作ってあげる必要もあります。
また、生育適温は22〜30℃と高く、アフリカで育てられているだけあり高温には強い野菜でもあります。ただし、低温の環境科では植える季節に気をつけるなどの配慮も必要です。
カラーピーマンを上手に育てるためにしたいこと
土づくり
カラーピーマンを育てるときには園芸品店で売っている専用の培養土を使うのが簡単です。もし土から作る場合には赤玉土:腐葉土:バーミキュライトを6:3:1の割合で配合させましょう。その際、石灰を用土10Lに対して10g、化学肥料は用土10Lに対して10〜30g配合させましょう。
水やり
カラーピーマンは水分を多くほしがり乾燥が苦手です。水やりの頻度は土が乾いたらたっぷり与えるようにします。ただし、多湿も苦手という特徴があります。ですから水はけのよい場所を与えましょう。プランターなどで育てられるので、下から水が流れる様な物を選ぶと良いですね。
カラーピーマンの育て方!その手順は?
カラーピーマンは生育適温が22〜30℃と高い温度帯なので温かくなってから育てるのがオススメです。もちろんカラーピーマンは種から育てることもできますが、初めて育てる方は苗から育てるのが良いです。
その際には、葉の色や茎の太さなどに注目して選びます。売っている物の中には変色していたり、枯れていたりということもあるので元気な苗を選ぶことをオススメします!
- 60cm程度のプランター、もしくは8〜10号の鉢を用意します。
- 鉢底石か、2〜5cm角程度の発泡スチロールを鉢の底に敷き詰めます。
- 培養土を鉢の縁から2、3cm下のところまで入れていきます。
- カラーピーマンの苗をポットから取り出し、土に穴をあけたらその中に浅めに植え付けます。
- 土をかぶせて軽くてで押さえたら水をたっぷり目に与えます。
カラーピーマンをさらによく育てるために
肥料
カラーピーマンは実つきがよいため、その分肥料もたくさん欲します。植え付けるときに培養土を使用している場合には肥料が含まれているので、実がつき始めたら2週間に1度程度肥料を与えてあげましょうね。液体肥料なら週に1度がベストですよ。
支柱
カラーピーマンは植え付けのすぐの場合倒れやすいのも特徴です。そのため倒れてしまわないように株の横に支柱を立ててあげましょう。茎に紐で括り付けるように支柱を立てるとしっかり生長してくれるようです。
摘芯
カラーピーマンをより実つきよくするためには摘芯なども行いましょう。最初の実ができたらその下にできたわき芽は順次摘みとっていきます。葉っぱが多くなってしまうと害虫などによる病気の原因になるので注意しましょう。
カラーピーマンを収穫しよう!気をつけたい病気は?
カラーピーマンは実付きもよく、植え付けからおよそ2ヶ月程度で収穫をすることができます。開花2週間で収穫して構いません。たくさんの量を収穫したい場合には、実が小さいうちに収穫することで収穫量をより増やすことができます。収穫の仕方はとても簡単でヘタをハサミで切ってあげるだけで大丈夫です。
またカラーピーマンを育てている間に病気になってしまう場合があります。その場合も速やかに摘んでしまいましょう。
モザイク病という病気があり、葉の形が変形したり、生長を阻害してしまいます。アブラムシが原因の菌を運んでくることでかかってしまう病気なので、害虫駆除にも気を配っておいしいカラーピーマンをより多く収穫しましょうね。
さて、今回はカラフルなカラーピーマンをおうちでも!育て方における5つの知りたいことについてお話ししましたがいかがでしたか。
カラーピーマンはプランターや鉢などで簡単に育てることができ、比較的栽培もかんたんなので、チャレンジしやすい野菜の一つではないでしょうか?買うとなかなか値段もかかるカラーピーマンですが、育てるとたくさん収穫できて、料理もきっと楽しくなりますよ。
カラフルなカラーピーマンをおうちでも!育て方における5つの知りたいこと
- カラーピーマンを育てる前の予備知識
- カラーピーマンを上手に育てるためにしたいこと
- カラーピーマンの育て方!その手順は?
- カラーピーマンをさらによく育てるために
- カラーピーマンを収穫しよう!気をつけたい病気は?