切ってみると星形がかわいいオクラです。独特のネバネバがおいしいオクラには、たくさんの効果が含まれています。
血糖値の上昇を抑えたりコレステロール値を下げる効果など病気の予防に期待できるだけでなく、便秘の改善、疲労回復効果などいろんな効果が期待されているのがオクラなのです!
そんなオクラですが、実はお家で簡単に育てることができるんです!!
今回はオクラの育て方を紹介します。栽培の手順や、抑えておきたいポイントなどを織り交ぜながら5つに分けて紹介します。簡単に始められるのでぜひやってみてください。
ポイント1:オクラの栽培には温度が大切です!
オクラは夏の野菜で、オクラの原産地はアフリカの北東部ではないかと言われています。つまり、オクラは寒さに弱い野菜なのです。
ですので、お日様がよくあたる10℃以上の気温が大切です!
寒い時期などは、日が当たる部屋の中などがいいかもしれませんね!とにかく寒いのが苦手なのがオクラの特徴なので、冬場はしっかり寒さ対策をしてあげましょう。
ポイント2:オクラの上手な育て方!
〈土づくり〉
鉢で育てる場合は、赤玉土6:腐葉土3:バーミュライト1の割合で土を混ぜるのがベストのようです。さらにアルカリ性で炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムが主成分になっている苦土石灰を加えたり野菜用の培養土を使ってみましょう。
〈水やり〉
種が発芽するまでは乾燥に注意しましょう。水はたっぷりとあげるのがポイントです。土が乾いたら水をあげてください。特に鉢植えの場合は土がしっかり乾いてから水をあげましょう。オクラは比較的乾燥に強く過湿が苦手なようです。苗になってから水を与えすぎてしまうと病気にかかり枯れてしまうこともあるようです。
ポイント3:オクラの種まきの手順を知ろう!
オクラの発芽に適している温度は25〜30℃の温かい気温です。夏の野菜ですので、4月〜6月上旬の種まきがよいとされています。
また、発芽をよくするためには、オクラの種は固いのが特徴ですので前日に水につけておくといいそうです!
オクラは種まきのときは鉢植えでも十分に育てることができます。
- 深さは30cm以上、8号や9号程度の鉢を用意しましょう。
- 鉢の中に土を入れたら、直径10cm深さ1cmのくぼみを作ります。
- くぼみの中にオクラの種を5つほど入れて土をかぶせます。
- 日当りのよいところに置いて水はしっかりあげます。乾燥は防ぎましょう。
- 本葉が2〜3枚でてきたら間引きしましょう。
ポイント4:オクラが育ってきたらここに気をつけよう!
〈肥料〉
植え付けのときには野菜用の効き目が穏やかな肥料を土に混ぜておきましょう。さらに15cm程度に育ったら株の元にひとつまみ程度巻いてあげてください。実がつくようになれば2〜3週間に一度肥料を撒いたり、液体肥料を撒くと育ちもよく実がたくさんつくようです。
〈支柱〉
オクラは育つと1m以上にもなリます。20cm程度になったら150cm〜180cmの支柱を立てましょう。立てる場所は根元から15cmほど離れた当たりに立ててあげてください。立てたら倒れないように支柱をひもで固定しておきます。
〈葉かき〉
オクラは育ってくると葉っぱがたくさんになり、十分に太陽が当たらなかったり風通しが悪くなります。そうする実がしっかり育たないことがあるので、生長を促すためにも実より下にある葉っぱは積んでしまいましょう。
さらに品質の良い実を育てるためには。幹の頂点や身の回りの葉っぱもとってしまってもかまいません。さらにオクラはグングン背が伸びていきますので伸びすぎたら頂点の茎をとると成長が止まり一つ一つのオクラをしっかり生長させることができるようですよ!
ポイント5:いよいよ収穫!病気には気をつけて!
オクラのみは10cm程度になったら収穫時期です。成熟しすぎてしまうと、オクラは固くなってしまうので若いうちに摘み取ってしまいましょう。
実の下にヘタがあるので挟みできると摘めます。
また、オクラの栽培の途中で病気になってしまうことがあります。風通しを良くしたり水はけをよくしましょう。
- 苗立ち枯れ病
- 輪紋病
など
また、害虫などに葉っぱを食われてしまうこともあるので食われた部分があれば摘んでしまいましょう。
- アブラムシ
など
さて、今回はネバネバオクラをお家で育ててみませんか!栽培の5つのポイントについてお話ししましたがいかがでしたか。
オクラは簡単に育てることができるし、マンションなど限られたスペースでも鉢植えで育てることができるので試してみやすいのではないでしょうか?温度と水分に気をつければオクラは上手に育てることができますよ!
ネバネバオクラをお家で育ててみませんか!栽培の5つのポイント
ポイント1:オクラの栽培には温度が大切です!
ポイント2:オクラの上手な育て方!
ポイント3:オクラの種まきの手順を知ろう!
ポイント4:オクラが育ってきたらここに気をつけよう!
ポイント5:いよいよ収穫!病気には気をつけて!