アントシアニンを含んでおり抗酸化作用も強く、目に良いとされているブルーベリー。ケーキや菓子などに入っていても甘酸っぱい味がアクセントになりさっぱりと食べられてしまうのが特徴ではないでしょうか。また、スーパーではジュースやジャムといった加工品も多く見かけます。
アメリカが原産国といわれているブルーベリーですが、丸くて小さなかわいい実をつけるので、庭木としても人気が高いのですが、実際に育てるとなったら話は別かもしれません。簡単にできるのだろうか、お世話が大変そうと思いませんか?
今回はブルーベリーの育て方のポイントについて5つ紹介します。まずはやってみましょう!うまく行けば青くてかわいらしい実をつけてくれますよ。
その1:ブルーベリを育てるために必要なものを準備することから
〈準備するもの〉
- 鉢
- 鉢底石
- アミ
- ブルーベリーの用土
- 木の皮
- 肥料
- 苗
- スコップ
- 軍手
- じょうろ など
鉢の大きさは何年ものの苗かによって違います。2年程度であれば6号鉢、5年以上の大きなものになれば鉢も10号ぐらいのものがよいでしょう。
また、ブルーベリーを育てるには土の割合を考えなくてはなりませんがブルーベリー用土も園芸店などで手に入るようです。初めて育てる方はそれを購入する方が簡単にできるかと思います。
その2:ブルーベリーを育てるためのコツを知ろう!
ブルーベリーが好む土を選ぶ上で、ブルーベリー用土が園芸店に売っていることを紹介しましたが、ブルーベリーは酸性の土を好みますので、専用の用土が見当たらない場合はお店の方に相談してみるのもいいかもしれません。
品種の選び方が重要
ブルーベリーは日本のどこでも育てることができるようですが、気候に差があるので自分の土地にあったものを選ぶようにします。
ノーザンハイブッシュ
耐寒性が強いため寒い地域でも育てられる。
サザンハイブッシュ
温暖な地域で育てることができる。
ラビットアイ
温暖な地域で育てることができる。 など
また、鉢植えをするのであれば小型の品種が育てやすいです。トップハット、サンシャインブルー、ティフブルーなどがオススメです。
ブルーベリーは水を好む
ブルーベリーは乾燥嫌いです。そのため水はたっぷりあげるようにします。また、違う品種のものを近くに置くことで実のつき方がよくなるようです。
その3:ブルーベリの鉢植えでの育て方とは?
- 品種の違う2種類のブルーベリーの苗を用意します。
- 鉢の底にアミを敷きその上に鉢底石を2〜3cm程度の高さまで敷き詰めます。
- 2の上に少しブルーベリー用土を入れます。
- ポットから出したブルーベリーの苗を3に入れ、苗の周りに用土を入れます。
- 乾燥をふせぐためにブルーベリーの根元にわらや木の皮を敷きます。
- 鉢の底から水が流れるくらいたっぷりの水をあげます。
- 日当りのよい強風の吹かない屋外においておきます。
乾燥を嫌うブルーベリー、暑い時期であれば朝晩の涼しいうちに1日2回の水やりをしましょう。鉢はどんな鉢でもいいですが、プラスチックだと夏場は高温になりやすく、側面からの水分状は次がしにくいので素焼きの鉢がオススメです。
その4:ブルーベリーをもっと育ちよくするために
肥料を与える
ブルーベリーの肥料には窒素、リン酸、カリウムがバランスよく入っているものを与えましょう。1年で3〜4回程度与えます。しかし植え替えたタイミングや葉っぱが色あせてきたらそれとは別に肥料を与えます。ブルーベリーの木の様子を伺いながら肥料をあげるようにしましょう。
ブルーベリーは整枝・剪定する
ブルーベリーは夏に枝が伸びてきてしまいますので剪定してしまいましょう。また逆に葉が落ちたあとから芽吹き前の冬場にも剪定してあげます。
剪定は古い枝の付け根を切るようにします。そうすれば新しい枝が伸びていきます。また風通しや日当りをよくするためにも伸びが止まっているものは切ってしまいましょう。
その5:ブルーベリーの収穫はいつ?収穫後の保存方法とは?
〈収穫のタイミング〉
- 青色に色づいてから4日から1週間後に収穫します。
- 収穫後は糖分が増すことはないので早採りしません。
- できるだけ晴れた日に収穫し、朝露がついていたり雨のあとであれば乾燥してから摘みます。
- 軽くねじりながら摘みます。
- 取り残しのないように収穫します。
〈収穫後の保存方法〉
- 底が浅い容器に入れておきます。
- 涼しい場所に置きます。できれば0〜2度の低温にします。
- 通気性のある容器にラップをかけて保存します。
- −20℃以下を保てるのであれば冷凍保存でも半年以上色味や肉質の劣化が少ない状態で保存できます。
さて、今回は甘酸っぱい酸味が癖になる!ブルーベリーをお家で育てる5つのポイントについてお話ししましたがいかがでしたか。
ブルーベリーの好む環境や、嫌う環境、お手入れ方法など様々なポイントがありますが、上手に育てればお家でも鉢で簡単に育てることができるようです。ぜひ一度育ててみて収穫したらジャムやソースなどを作ってみてはいかがでしょうか?
甘酸っぱい酸味が癖になる?!ブルーベリーの5つのポイント
その1:ブルーベリを育てるために必要なものを準備することから
その2:ブルーベリーを育てるためのコツを知ろう!
その3:ブルーベリの鉢植えでの育て方とは?
その4:ブルーベリーをもっと育ちよくするために
その5:ブルーベリーの収穫はいつ?収穫後の保存方法とは?