ニラのニオイって気になりますよね、ときには食欲をそそうニオイで食べたくなりますが、食べた後はなんだか口臭が気になり、なんでニラはこんなニオイがするのだろうと思いますよね。
実はニオイにもニラの秘密が隠されているからです!ニラといえばニラ卵やチヂミ・レバニラ・餃子など美味しい料理が沢山ありますが、今回はニラがもっと食べたくなるニラの栄養について紹介していきます。
ニラの栄養で疲労回復効果が期待できる
ニラに含まれているアリシンという成分が含まれていますが、実はニンニクのニオイの成分と同じなのです。
アリシンの働きはビタミンB1と結合し、ビタミンB1の吸収を助けてくれることと、ビタミンB1は単独だと体内に蓄えることができないのですが、アリシンと結合することによって体内に蓄えておくことができます。
ビタミンB1の栄養は疲労回復に貢献しているので、ニラのニオイのおかげで栄養が多く摂取でき、疲労回復も一時期ではなく持続することが期待できます。アリシンは熱に弱いので、さっと加熱することでアリシンの成分を減らすことなく摂取できます。
ニラの栄養で免疫力を高めることが出来る
ニラは緑黄色野菜なので栄養豊富ですが、特にビタミンAが豊富で、ほうれん草よりも多く含まれています。
ビタミンAは、粘膜を丈夫にする働きと、細菌から体を守り風邪を予防する働きがあり免疫を高めてくれます。粘膜が丈夫になると、外から侵入しようとするウイルスを排除することができるので、体内にウイルスが入りにくくなります。
ビタミンAは不足すると、乾燥肌や、視力が悪くなどありますが、多くとりすぎることもあまりよくありませんが、普通の食事をしている限りよほどのことがないと過剰摂取にはなりません。例えば、食事もしっかり食べているのにビタミン剤などのサプリメントととると過剰摂取になる場合もありますので注意して下さい。
ニラの栄養でがん予防!
ニラに多く含まれているβカロテンという栄養は有害な活性酸素から体を守る抗酸化作用があり、がん予防を期待できます。本来βカロテンはビタミンAに変わり、ビタミンAとして活躍するのですが、ビタミンAに変わらなかったβカロテンは強い抗酸化作用を発揮します。
βカロテンは食材により吸収率10~60%とばらつきがあるので、が多く摂取するためには吸収率をよくする必要があります。βカロテンの吸収をよくするには、炒めものや、揚げ物などの油と一緒に食べることです。
ニラの栄養で冷え性・肩こりを改善できる
ニラに含まれる栄養のひとつにビタミンEがありますが、これは血管を広げて血行を良くする働きがあります。血行がよくなることで、冷え性や肩こりや動脈硬化の改善が期待できます。また、ビタミンEには生殖機能を正常に保ち、筋肉の萎縮を防ぐ働きがあり、不妊症の予防も期待できます。
ビタミンEは熱や酸に強いので、熱を気にせず調理することができ、更に吸収率を上げる為にビタミンA(うなぎ・南瓜・人参)やビタミンC(みかん・ピーマン・キャベツ)と一緒に摂取することで吸収率が上がります。
ニラの栄養で美肌効果が期待できる
ニラに含まれる栄養にビタミンCがあり、これは細胞内の呼吸作用にし、コラーゲンの生成を高める働きがあります。ビタミンCは、熱に弱く水に溶ける性質があり、スープにしてその汁も飲むことで栄養はしっかりと摂取できます。
炒めものや、煮たりするときはさっと加熱してビタミンCを減らさないようにしましょう。ビタミンCは不足すると細菌に対する抵抗力が弱り、風邪や病気にかかりやすくなったり、歯茎などから出血がでたり、関節が痛んだりします。ビタミンCは摂りすぎても使わない分は尿から排泄するので、過剰摂取の心配はありません。
さて、今回はニオイが気になるけど凄い!?ニラの栄養で期待できる5つの効果を紹介しましたがいかがでしたか?
ニラには沢山の栄養が含まれており、調理方法により吸収率を上げることもできることがわかりました。ニラの栄養を失わないためにはさっと加熱し、水に溶けやすいので水洗いもさっとすませ、煮物やスープにしたときは汁にも栄養があるので工夫して沢山栄養をとってください。
ニラ特有のニオイが気になる方は、消臭効果がある緑茶やコーヒーや牛乳を食後30分以内に飲むと口臭を抑えることができます。30分以上たってしまうと効果がきかなくなるのでご注意下さい。
ニオイが気になるけど凄い!?ニラの栄養で期待できる5つの効果
- ニラの栄養で疲労回復効果が期待できる
- ニラの栄養で免疫力を高めることが出来る
- ニラの栄養でがん予防
- ニラの栄養で冷え性・肩こりを改善できる
- ニラの栄養で美肌効果が期待できる