スーパーでも手軽で安価に手に入る大根!特に11月から3月の秋から冬にかけてはおいしい時期とされていますが、年中出回っている大根です。食卓のおかずに並ぶことも多いのではないでしょうか?
そんなとても身近な大根には、美の宝庫とも言えるほどの身体にうれしい栄養素がたくさん入っているのです!痩せる?!美白?!アンチエイジング?!効果を聞いただけでもうれしくなってしまうような、夢の野菜!!
今回は大根に含まれる栄養素と役割を5つに分けて紹介します!手に入れやすいからすぐにでも実践できる大根摂取。いいこと間違いなしです。
その1:たっぷりのビタミンCで美肌づくり!
大根にはビタミンCが多く含まれています。特に大根の葉の部分に多く含まれているのですが、身近な美肌効果のある野菜「ほうれん草」と比べても約5.5倍のビタミンC含量です。
ビタミンCは、皮膚や粘膜を保護するだけでなく抗酸化作用を持っているので、肌のハリやシミ予防にも効果が期待されています。また、あずきやアロエ、はちみつ、みかんなどと食べ合わせるとより、美肌効果がアップします。
しかし、ビタミンCは熱に弱いのが特徴です。できるだけ生食をするとしっかり栄養を摂ることができそうです!
その2:大根のイソチオシアネートはダイエットに効果抜群!
イソチオシアネートとは、大根の辛み成分のことを言います。この辛みが代謝アップによるダイエットに効果や抗酸化作用による活性酸素除去効果があるのです。辛みを存分に摂取するにはすりおろしが一番です。
大根おろしにして摂取すると、細胞の代謝が速くなるので老廃物の排出もしやすくなり、余分な脂肪細胞も少なくなるのです。特に多く含まれるのは先端部分と皮なので一緒にすりおろしてみましょう。
しかし、イソチオシアネートはすりおろして15分ほど置いておくだけで分解が進み効果が半減してしまうので、食べる直前にすりおろすことをオススメします。
その3:大根のフラボノイドで老化防止!!
フラボノイドとは、ポリフェノールの一種で大根の白さのもとになっています。強い抗酸化力をもっているので、身体の中のサビを防止し、生活習慣病などの予防にも役立ちます。
実は、大根にはフラボノイドの他にも「ビタミンP」と呼ばれるポリフェノールが含まれています。ビタミンPは指の先などの血流をよくする効果があるので、女性の天敵である手足の冷えの改善にも効果が期待されています。
その4:食物繊維でむくみ解決!肥満撃退!
大根にも多くの食物繊維が含まれており、身体の老廃物をしっかり外へ出してくれるので、むくみも取れ、ダイエット効果にも期待できます。
食物繊維は、人間の消化酵素で消化されない食事中の難消化性成分の総体で、水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があります。
水溶性食物繊維
水分を吸収してゲル化し、食べた物を胃の中に滞留させる時間を長くする働きがある。
不溶性食物繊維
水分を吸収して腸を刺激し、蠕動運動を盛んにし、便量を増やす。
大根には両方の食物繊維が含まれており、まさに一石二鳥です。しかし、摂りすぎると逆に便秘を誘発してしまうので、大量摂取には気をつけましょう。
その5:大根の酵素!ジアスターゼで胸焼け解消!
大根の中にはでんぷんを分解してくれる酵素、ジアスターゼが含まれています。年齢とともに食べたあとの消化力も落ち、胸焼けがする・なんだかすっきりしないということが多くなってきたのではないでしょうか?このジアスターゼは、消化吸収を助けて胃酸を中和してくれる作用があるのです。
また、大人になるとお酒を飲むことも多くなり、二日酔いで悩まされたこともありませんか?そんなときは大根を食べると二日酔いの原因であるアセトアルデヒドを早く外に出してくれる効果があるのです。
食べ過ぎても、飲み過ぎても、次の日はスッキリとした朝を迎えることができるとされています。
ただし、ジアスターゼは酵素なので50℃以上の熱には弱く壊してしまうので、できるだけ、生のまま摂取するようにしましょう。
さて、今回は美の宝庫!!大根食べて体内のキレイを手に入れたい5つの栄養効果についてお話ししましたがいかがでしたか。
大根にはビタミンや食物繊維、酵素が多く含まれています。肌は美しく、身体の中からスッキリときれいにしてくれる魅力的な野菜だということがお分かりになったでしょうか?
簡単に手に入るのにうれしい要素がたくさんの大根!さっそく食事の中に取り入れて身体の中からきれいを目指しましょう!
美の宝庫!!大根食べて体内のキレイを手に入れたい5つの栄養効果
その1:たっぷりのビタミンCで美肌づくり!
その2:大根のイソチオシアネートはダイエットに効果抜群!
その3:大根のフラボノイドで老化防止!!
その4:食物繊維でむくみ解決!肥満撃退!
その5:大根の酵素!ジアスターゼで胸焼け解消!