ファイトケミカルという言葉を聞いたことがあるでしょうか?体に良いとされているファイトケミカルは、第7の栄養素とも呼ばれている優れものです。
ファイトケミカルは野菜や果物、豆や芋類などの植物性の食品に含まれる色素や香りなどに入っている化学物質なのです。
特に抗酸化作用が強いことで注目されており、老化を防いでくれるのです。そんなファイトケミカルは自然界に数千種類も存在するとか?!
今回はたくさんの種類があるファイトケミカルの中から5つを挙げて詳しく紹介していきたいと思います。ぜひ、それぞれの良さを吸収して健康体になりましょう。
視機能にオススメのファイトケミカル「アントシアニン」
- 視機能改善効果
- 花粉症予防
- 眼病予防
- メタボリックシンドローム予防 など
ファイトケミカルの中でも特に視機能にオススメなのがアントシアニンです。ポリフェノールの一種であり、青紫の天然色素に含まれます。
抗酸化作用も強く、目に働きかけることで、白内障や緑内障などの予防にも繋がるのです。さらに、メタボリックシンドロームや高血圧、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも効果的だとされています。
目の疲れや体の健康が気になる場合にはアントシアニンがを多く含むブルーベリーや黒豆、ナスなどの紫色の野菜を積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?
女性特有の悩みにオススメのファイトケミカル「イソフラボン」
- 更年期障害の症状改善
- 美肌効果
- 生活習慣病予防改善
- 骨粗鬆症予防 など
特に女性は高齢になるにつれてホルモンのバランスが崩れるため、更年期障害に悩まされることがあります。そんなときにはファイトケミカルのイソフラボンです。
納豆や豆腐などの大豆製品に多く含まれている成分です。このファイトケミカルは女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きを持っているため、更年期障害の症状を改善したり、骨粗鬆症を予防する効果に期待できるというわけです。
肥満予防にオススメのファイトケミカル「カプサイシン」
- 肥満予防
- 血流改善
- 高血圧予防
- 便秘解消
- 疲労回復
- 冷え性改善
- 食欲増進
- コレステロール値低下など
唐辛子やししとうなどの辛み成分に含まれるファイトケミカルはカプサイシンといいます。カプサイシンは脂肪燃焼を助けてくれるため肥満を予防するのに効果的なファイトケミカルなのです。
また代謝もアップするため、冷え性を改善したり高血圧やコレステロール値が上がるのを抑えて生活習慣病の予防にも繋がるのです。
血流が改善することができるため体に溜まった老廃物を外に出してくれる働きにも期待できます。
老化防止にオススメのファイトケミカル「レスベラトロール」
- 美白効果
- 肌の弾力保持
- ハリや潤い保持
- 血流改善
- メタボリックシンドローム予防
- 肌荒れ予防 など
ピーナッツやアーモンドの渋皮、赤ワインやココアなどに多く含まれるファイトケミカルがレスベラトロールです。抗酸化力が高く、化粧品やサプリメントなどにも配合されている成分です。
酸化を防ぎ、老化を抑制してくれるため、お肌の調子を整えたり、白く美しく導いたりと女性には特にうれしい成分なのです。抗炎症作用にも期待できるのでニキビなどの肌荒れにも効果的だとされています。
また、血流を改善することで老廃物を排出したり、メタボリックシンドロームを予防して生活習慣病を防ぐことにも繋がっているので美容にも健康にもオススメできるファイトケミカルの一つといえそうです。
二日酔いにオススメのファイトケミカル「クルクミン」
ウコンやカレーなどに含まれている黄色い色素がクルクミンというファイトケミカルです。
飲み過ぎたときなどにはウコンが効くということを耳にすることかと思いますが、クルクミンという成分が肝機能の向上や二日酔いの予防に繋がっているのです。
クルクミンの作用によって肝臓での解毒機能を強くしてくれるのです。そのおかげでコレステロール値を下げたりといった効果にも期待できます。
さらに、抗酸化作用も強いため、活性酸素を除去し美肌効果もあるのです。
さて、今回は第7の栄養素?!抗酸化作用も強い5つのファイトケミカル!!についてお話ししましたがいかがでしたか。
ファイトケミカルには他にもまだまだたくさんの種類が存在します。自分の症状や改善したい箇所に合わせて野菜や果物を積極的に摂取し、美しくそして健康中らだに導いていきたいですね。
第7の栄養素?!抗酸化作用も強い5つのファイトケミカル!!
- 視機能にオススメのファイトケミカル「アントシアニン」
- 女性特有の悩みにオススメのファイトケミカル「イソフラボン」
- 肥満予防にオススメのファイトケミカル「カプサイシン」
- 老化防止にオススメのファイトケミカル「レスベラトロール」
- 二日酔いにオススメのファイトケミカル「クルクミン」