あなたは、料理のときに出た野菜の皮や食べられない葉の部分、根っこなどはどうしていますか?おそらくそのままゴミ箱へ…ということが多いのではないでしょうか??
ベジブロスとは、いつもなら捨ててしまう部分を煮だして、だしをつくることです!これでもかというほど栄養を搾り取られたベジブロス!
実際、野菜などには、皮やヘタの部分に栄養が多く含まれていることも…つまりゴミ箱にポイッとしているということは貴重な栄養素を捨ててしまっていることなのです!!何ともったいないことをしてきたのでしょう!
今回はベジブロスを使ったおいしいレシピを5つ紹介します!ゴミだと思って捨てている部分からもとにかく栄養を搾り取ってしっかり身体に吸収しましょう!
レシピ1:さっぱりベジブロスのおひたし
簡単にできる上にベジブロスのだしがしみ込んでうまみが増すおひたしです!朝食にもプラス一品にもオススメです。
- 小松菜 1/2束
- 水菜 1/2束
- 大根の葉 1/2束
- 塩 少々
- 醤油 25cc
- 酒 15cc
- ベジブロス 1カップ
〈作り方〉
- 小松菜、水菜、大根の葉はきれいに洗って塩茹でます。
- ベジブロス、醤油、酒を入れて沸騰させてアルコールを飛ばしたら冷まします。
- 野菜を食べやすい大きさに切り水気を絞って、2に浸して冷蔵庫で冷やせば完成です。
小松菜や大根の葉にはビタミンCやカルシウムも含まれます!骨を丈夫にしたり、美肌効果の高いお浸しになりそうですね!ベジブロスにも栄養分が流れ出ているので美容にいい簡単レシピです!
レシピ2:ベジブロスの旨味たっぷりカレー
ベジブロスのカレーです!市販のルーを使えば簡単に作れます!カレーにしてしまえば食べ応えもあって元気も出そうな1品です!
- 豚ひき肉 200g
- タマネギ 大きめ1個(小さければ2個)
- かぼちゃ お好みで
- なす お好みで
- レンコン お好みで
- オクラ お好みで
- サラダ油 少量
- 市販のルー
- ベジブロス
〈作り方〉
- かぼちゃ、なす、レンコンは食べやすい大きさに切っておきます。
- オクラはヘタとお尻も少し切ります。
- かぼちゃ、なす、レンコン、オクラを焼き野菜にします。
- タマネギをみじん切りにします
- 鍋にサラダ油を入れてタマネギを炒めます。
- 豚ひき肉を一緒に炒めます。
- タマネギと豚ひき肉が浸る程度にベジブロスを入れ煮ます。
- 煮立ったらルーを入れてかき混ぜれば完成です。
焼き野菜は盛りつけの際に、お好みでトッピングしてみてください!
かぼちゃの抗酸化作用で老化防止効果、オクラのネバネバで便秘を解消してくれるなど、トッピング次第ではいろんな効果も得られそうです!さらにだしはベジブロスなので、野菜のいいところをくまなく摂れてしまいそうですね!
レシピ3:野菜のいいところが凝縮ミネストローネ
野菜のだしで野菜を煮込んだスープ!栄養素が溢れ出たスープを飲めるなんて身体も温まるしうれしい一品です!
- ブロッコリー 1/4の株
- たまねぎ 1/2個
- にんじん 1/2本
- じゃがいも 大1個
- トマト 大1個
- パセリ 少々
- にんにく 1片
- オリーブオイル 適量
- 塩 小さじ1
- こしょう 少々
- ベジブロス
〈作り方〉
- ブロッコリーは小房に分けておきます。
- たまねぎ、にんじん、じゃがいも、トマトは角切りにします。
- パセリとにんにくはみじん切りにします。
- 鍋にオリーブオイルを入れてにんにくを炒めます。
- 香りが出てきたらたまねぎを炒めます。
- その他の野菜を火が通りにくいものから炒めていきます。
- ある程度炒めたらベジブロスを入れて沸騰させます。沸騰したら弱火で20分煮込みます。
- 塩とこしょうで味を整えパセリを散らせば完成です。
いろんな野菜がゴロゴロと入っているので食べ応えもあります!なかでも特にブロッコリーに注目してみます。
- ビタミンC
- β-カロテン
- カルシウム
- スルフォラファンなど
ブロッコリーの効果
- 美肌美白効果
- 貧血予防
- 便秘改善
- 生活習慣病予防
- 胃や肝機能の健康効果
- 免疫力アップ
- 眼病予防など
ブロッコリーのスルフォラファンは肝機能を改善してくれる効果があるので、解毒作用にも働きかけます!身体の中にも外にも効果抜群のブロッコリーです!ブロッコリーに含まれるビタミンCは熱に弱く壊れやすいのですが、スープとしていただくので栄養をしっかり摂れそうですね!
レシピ4:簡単ベジブロスープのクリームパスタ
クリーミーだけどベジブロスでさっぱりした味わいの一品!ベーコンや麺を使っているけど、野菜の旨味がしみ込んだ一品です!
- パスタ麺 200g
- ベーコン 2枚
- たまねぎ 1/2個
- 小麦粉 大さじ2
- 牛乳 1と1/2カップ
- ベジブロス 1/2カップ
- 塩 少々(パスタを茹でるときに)
- 塩こしょう 適量
- オリーブオイル 大さじ1/2
- パセリ 適量
〈作り方〉
- パセリはみじん切り、ベーコンは1cm幅の短冊切り、たまねぎは薄切りにします。
- 鍋にオリーブオイルを入れてベーコンとたまねぎを炒めます。
- 2に小麦粉を入れて粉っぽさがなくなるまで炒めます。
- 3に牛乳とベジブロスを入れてとろみがつくまで煮詰めます。
- 塩こしょうで味を整えます。
- パスタを大量のお湯で塩茹でます。
- クリームスープとパスタを絡めてパセリを散らせば完成です。
牛乳のカルシウムが骨づくりに役立つ1品です!また、ベーコンにはビタミンB1が豊富に含まれているので、疲労回復効果も期待されています。疲れたときに是非いただきたいですね!こってりしてるように見えて、だしにはベジブロスをつかっているのでさわやかですね!
レシピ5:塩分控えめでむくみ予防?ベジブロスみそ汁
みその代わりにベジブロスを使うのでいつも使うみその量を少なくできるのが魅力的な1品!日本の朝の代表料理がヘルシー料理に早変わりです!
- しめじ 1/4パック
- 水菜 3束
- 絹豆腐 1/3丁
- ベジブロス 2カップ
- みそ 大さじ1
〈作り方〉
- しめじは軽く汚れを拭き取り、いしづきをとって1本1本バラバラにしておきます。
- 水菜は洗って食べやすい大きさに切ります。
- 絹豆腐は洗って角切りにします。
- 鍋にベジブロスとしめじをいれたら沸騰させていったん止めます。
- みそを溶いて沸騰したら水菜と豆腐を入れて完成です。
ベジブロスをいれることで、だしのかわりになり、旨味もしっかり出ているので、みそを少なくできます!塩分を取りすぎると、むくみの原因や血圧の上昇も考えられるので、この一品は健康にもいい料理ですね!
さて、今回は捨てるなら栄養を絞り出して活用!ベジブロスを使ったレシピ5選!についてお話ししましたがいかがでしたか。
野菜の捨てていた部分でおいしいだしをとることができるので、ヘルシーな上にお財布にも優しいベジブロス!煮だすことで本来の料理以上に栄養を取ることができてうれしいことしかありませんね!今日から野菜は全部使うを目標に料理してみてはいかがですか?
捨てるなら栄養を絞り出して活用!ベジブロスを使ったレシピ5選!
レシピ1:さっぱりベジブロスのおひたし
レシピ2:ベジブロスの旨味たっぷりカレー
レシピ3:野菜のいいところが凝縮ミネストローネ
レシピ4:簡単ベジブロスープのクリームパスタ
レシピ5:塩分控えめでむくみ予防?ベジブロスみそ汁