ブルーベリーは目に良い栄養素を多く含む果物で、ジャムなどの加工品やケーキなどのスイーツには欠かせないものですよね。
ブルーベリーはツツジ科スノキ属に分類されている果物で、北アメリカやアメリカの東南部が原産地のと日本でも長野県や茨城県や群馬県などで生産されています。日本に輸入されている産地は、アメリカ、ニュージーランド、チリ、オーストラリアなどになります。
目以外にも健康や美容に良い栄養素を多く含むブルーベリーの美味しい食べ方やレシピをご紹介いたします。
ブルーベリーとはどんな果物?
ブルーベリーは、ローブッシュブルーベリーとハイブッシュブルーベリーとラビットアイブルーベリーの3種類の品種があります。
ローブッシュは、アメリカ北東部からカナダ東部に広く自生している野生種です。小粒で濃い紫色で酸味が強いので、加工されてワインやジャムやソースなどに使われることが多い品種です。
ハイブッシュは、北アメリカが原産地で主に寒冷地や高冷地などの涼しい環境を好みます。日本で主に栽培されている品種で、リンゴを栽培できる環境に似た場所で栽培しやすいとされています。果実が大きくて生食用として扱われることが多い品種です。
果実が成熟する途中でウサギの目のように赤くなることから名づけられたラビットアイは、アメリカの東南部が原産地で、乾燥や暑さに強い暖地で栽培されている品種で、涼しい土地では冷害を受けるために、栽培が難しい品種でもあります。
ブルーベリーの旬はいつ?旬で美味しいブルーベリーの選び方は?
輸入されているものと日本で生産されているものを合わせると、1年中市場に出回っているブルーベリーですが、アメリカは春から秋、ニュージーランドは冬から初春にかけて、国産は6月から9月中旬ごろが旬になります。
美味しいブルーベリーの選び方は、粒が大きくて張りがあって、皮の色が濃くて表面にブルームと呼ばれる白い粉がふいたような物で、皮に傷やへこみが無い物を選ぶようにします。
ブルーベリーの保存方法は?
ブルーベリーは、収穫と共に風味と美味しさが落ちてきます。ブルーベリーは水気が多くて乾燥に弱くて鮮度が落ちやすく追熟しない果物なので、常温保存が出来ないです。
乾燥しないようにタッパーやビニール袋などの保存袋に移し替えて、新鮮なうちに出来るだけ早く食べきるようにしてください。
早めに食べきらない時や長期に保存したい時は、生のブルーベリーをそのまま冷凍したり、加工してジャムにして保存する方法もあります。
ブルーベリーの美味しい食べ方は?
旬が短い生のブルーベリーは皮ごとそのまま食べる
新鮮な生のブルーベリーが手に入ったら、軽く水洗いしてから皮ごと食べることができます。甘酸っぱいプルーベリーの美味しさをダイレクトに味わうことができますよ。
目に良いと言われているアントシアニンやビタミンAは皮に多く含まれているので、皮ごと食べることで整腸作用に良い食物繊維を効率良く取ることが出来るので1番のおすすめの食べ方です。
デザートにトッピングして食べる
生のブルーベリーをヨーグルトに乗せたり、タルトやケーキにトッピングするのも美味しい食べ方です。また、ゼリー寄せにするとブルーベリーの紫がきれいなのでおすすめです。
ほどよい酸味のあるブルーベリーと甘みのあるデザートの組み合わせは、さらに美味しく食べることが出来るのでおすすめです。
鮮度が落ちた生のブルーベリーはジャムやソースに加工して食べる
鮮度が落ちた生のブルーベリーや新鮮なうちに食べきらない生のブルーベリーを加工してジャムやソースにすると生よりも長持ちします。ヨーグルトやアイスと混ぜて食べたり、パンに塗って食べたりと使い方が広がるので便利です。
新鮮な生のブルーベリーをドライベリーにして食べる
新鮮なブルーベリーを天日干しにしてドライベリーにすると長持ちしますし、水分が抜けたブルーベリーは、うま味や甘みや栄養が凝縮されているので美味しく食べられます。
そのまま食べるのも良いですし、パンやお菓子作りの材料として使用するのもおすすめですので、うま味と甘みがギュッと凝縮されたドライベリーを一度食べてみてください。
美味しいブルーベリーのおすすめレシピ
覚えておきたいブルーベリージャム
- ブルーベリー 200g
- 砂糖(グラニュー糖)60~100g
- レモン汁 大さじ1杯。
作り方
- 水洗いしたブルーベリーを鍋に入れ、焦げないよう弱火で混ぜながら加熱します。
- 水分が出てきたら中火にし、焦げないよう混ぜながら加熱していきます。
- 十分な水分が出てきたら、砂糖とレモン汁を加えます。
- しばらくするとアクが出てきますので、丁寧に取り除いてください。
- とろみがつくまで中火で10分~15分ぐらい煮詰めます。
- 加熱前の分量から8割ぐらいになった頃合いが出来上がりの目安です。
- 出来たジャムを熱いうちに消毒した清潔な保存容器に入れたら完成です。
出来上がったジャムは必ず冷蔵庫で保存してください。保存料を使っていないので、2週間程度を目安になるべく早く使い切るようにします。
ブルーベリージャムは、ジャム作りが初めての人でも失敗することなく作れるジャムです。パンに塗ったりアイスクリームに塗ったり、色々な使い方でブルーベリージャムの美味しさを楽しんでください。
甘酸っぱいブルーベリーソースが良く合うレアチーズケーキ
- クリームチーズ 200g
- プレーンヨーグルト 100g
- ドライブルーベリー 1/2袋(25g)
- 砂糖 40g
- 生クリーム 120g
- 粉ゼラチン 5g
- 水 大さじ4杯
作り方
- クリームチーズをラップに包んで、レンジで1~2分柔らかくします。
- ゼラチンに水を入れてふやかします。
- ボールにクリームチーズを入れてよく混ぜます。
- クリームチーズが入ったボールに砂糖、プレーンヨーグルト、生クリームの順に入れながら混ぜ合わせます。
- ふやかしたゼラチンをレンジで10~20秒温めて、4に入れて良く混ぜます。
- ドライブルーベリーを加えて軽く混ぜます。
- 冷蔵庫で1時間冷やしたら出来上がりです。
レアチーズケーキは、台無しでも材料を混ぜて冷やし固めるだけの初心者でも簡単に出来るスイーツです。甘酸っぱいブルーベリーソースとの組み合わせを楽しみながら召し上がってください。
牛肉のソテーのブルーベリーソース添え
- 牛肉網焼き用 600g
- にんにく 1かけ
- 塩 少々
- こしょう 少々
- 小麦粉 適量
- パセリ 1房
- オリーブオイル 大さじ2
- ブルーベリージャム 大さじ3
- 冷凍ブルーベリー 大さじ3
- 白ワインビネガー 100cc
- バター 大さじ3
作り方
- 牛肉は、表面全体に塩・こしょうをして、30分ぐらい常温におきます。にんにくはみじん切りにして、パセリは洗ってから良く水を切っておきます。
- 牛肉を食べやすい大きさに切って、肉たたきなどで肉をたたきます。小麦粉をつけて、余分な粉を落とします。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れてから火にかけます。にんにくの香りが立ってきたら牛肉を加えます。両面に焼き色がつくまで焼いたら、牛肉を取り出します。
- 牛肉を焼いた同じフライパンに白ワインビネガーを入れて火にかけ、沸騰したらブルーベリージャムと冷凍ブルーベリーを加えて、全体を良くなじませます。
- 最後にバターを加えて、とろみがつくまで加熱したら、一度焼いた牛肉を戻します。さっとソースを絡めたらお皿に盛り付けて、パセリを添えたら出来上がりです。
牛肉の赤身を濃厚なブルーベリーソースと一緒にいただく料理です。
甘酸っぱいブルーベリーソースは肉料理にも良く合います。牛肉は、加熱し過ぎると固くなりますので、ソースに加えたらあまり煮すぎないようにしてください。
作り方は手軽で簡単なのに見た目は豪華です。おもてなしにもおすすめの料理ですので作ってみてください。
さて、今回は目に良い栄養素を多く含むブルーベリーの美味しい食べ方とレシピについて紹介しましたがいかがでしたか。
美味しいブルーベリーを使ったレシピは、アイスクリームやケーキなどのスイーツから肉料理や魚料理のソースとして利用したりパスタのトッピングとして利用したりとアイデア次第では無限大に広がります。
ご自分に合った食べ方で美味しいブルーベリーを食べて健康な身体を手に入れてください。
目に良い栄養素を多く含むブルーベリーの美味しい食べ方とレシピ
- ブルーベリーとはどんな果物?
- ブルーベリーの旬はいつ?旬で美味しいブルーベリーの選び方は?
- ブルーベリーの保存方法は?
- ブルーベリーの美味しい食べ方は?
- 美味しいブルーベリーのおすすめレシピ