ゴーヤーと言えば苦味が特徴的ですよね。大人にとってはその苦味が美味しいと感じ、夏になると不思議と食べたくなりますよね。
ですが、子どもにとっては苦いは『美味しくない』、『まずい』、『嫌い』になってしまいます。
栄養たっぷりなので子どもにも食べてほしいけどなかなか食べてくれないということがありませんか?今回は子どもも食べられるゴーヤーのレシピや苦味をとる方法を紹介します。
ゴーヤーの苦味をとる為の下ごしらえ
ゴーヤーは下ごしらえをきちんとすることで苦味を軽減できるのです。
- 両端を切り落とし、半分になるよう縦に切ります。
- スプーンを使いワタとタネをキレイに取り除きます。
- 食べやすい大きさに切り塩を揉み込んでしばらく置いておきます。
- 熱湯で15秒ほど茹で冷水で冷やし下ごしらえの出来あがりです。
塩だけでは時々苦味が残ってしまうこともありますが、砂糖をプラスすることによって苦味が全くなくなります。
沖縄の定番ゴーヤーチャンプルー
- ゴーヤー 1本
- ニンジン 1/3
- 油 大さじ2
- シーチキン缶 1/2
- 醤油 大さじ2
- 溶き卵 2個
作り方
- ゴーヤーを薄く切り、下ごしらえをし塩もみして置いている間にニンジンを細切りします。
- ゴーヤーを熱湯で洗い流し、ニンジンと一緒に油を引いたフライパンに入れ軽く炒め、ゴーヤーとニンジンが浸るくらいお水を入れます。
- 水気がなくなるまで炒め、シーチキンを入れ軽く混ぜ合わし、醤油で味付けをします。
- 味を整えたら溶き卵を全体に流し込み、かき混ぜないでフライパンの蓋をします。
- 1~2分ほど蒸らした後、蓋を開けスプーンで大雑把に軽く混ぜ出来上がりです。
ゴーヤーの苦味を感じないように薄く切ることと他のお野菜や卵を入れることによって食べやすくなっています。チャンプルーとは沖縄の方言で混ぜるという意味があります。
家庭によってはポークだったり、卵だったり、様々なものをチャンプルーにしているので、お好みで入れてみては?
ゴーヤーの健康サラダ
- ゴーヤー 2本
- 玉ねぎ 1個
- パプリカ 1個
- シーチキン缶 1~2缶
- コーン缶 1/2缶
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- マヨネーズ 適量
作り方
- ゴーヤーを薄く切り下ごしらえし塩もみをして置いている間に玉ねぎを薄切りにし水にさらしておきます。
- パプリカは種を取り細切りにします。
- ゴーヤーを熱湯で洗い流し、ゴーヤー、玉ねぎの水分をしっかりと切り、大きなボールにゴーヤー、玉ねぎ、パプリカ、シーチキン、コーン、マヨネーズを入れ混ぜよく合わせます。
- 味見をしながらマヨネーズ・塩・胡椒で味を整え、冷蔵庫でしばらく置いたら出来上がりです。
ツナを多めにすることで食べやすくなり、コーンも入っているので小さい子どもにとって食べやすくなりますね。
保存も出来るゴーヤーの佃煮
- ゴーヤー 2本
- ちりめんジャコ 40g
- 鰹節 5g
- いりゴマ 大さじ3
- 砂糖 150g
- 醤油 70cc
- みりん 15cc
作り方
- ゴーヤーを5mm幅に切りスプーンを使いワタとタネを綺麗に取り除いた後、熱湯でさっと茹で、ザルにあげます。
- 鍋に砂糖・醤油・みりんを入れ煮立ったとこへごゴーヤーとちりめんを入れ煮汁が少なくなるまで時々混ぜながら煮詰める。
- 煮汁が少なくなったら鰹節といりゴマを加え混ぜ合わせれば出来上がり。
ゴーヤーは茹ですぎないように注意してください。大量に作ったり、作りすぎた場合も保存が出来るのでいいですね。
お肉好きな子にゴーヤーの肉巻き
- ゴーヤー 1本
- 豚肉薄切り 200g
- 水 大さじ1
- 焼肉のタレ 大さじ3
- いりゴマ 適量
作り方
- ゴーヤーを縦半分に切りワタとタネをキレイに取り除き、縦に4/1に切り更に縦方向に切ります。
- ゴーヤーに豚肉に巻き、フライパンに油をいれ巻き終わりを下にし焼きます。
- 肉全体に火が通ったら火を止め、焼肉のタレを回し入れ絡めていきます。
- 器に盛り付けしゴマをかけたら出来上がりです。
焼肉のタレは焦げやすいので火を止めてから入れるといいです。焼肉のタレを多めに入れると苦味が消え食べやすくなります。
ピーマンを代用したゴーヤーの肉詰め
- ゴーヤー 1本
- 合挽きミンチ 120~140g
- 生しいたけ 1個
- 玉ねぎ 1/4個
- パン粉 4/1カップ
- 牛乳 大さじ2
- 塩コショウ 適量
- 卵黄 1個
- 片栗粉 適量
ソース
- ケチャップ 大さじ4
- ウスターソース 大さじ1と1/3
- 牛乳 大さじ1と1/3
作り方
- ・ゴーヤーの両端を切り落とした後1cmくらいの輪切りにしワタとタネをスプーンなどでこすりしっかりと取ります。
- 切ったゴーヤーを塩水にさらし、その間にパン粉・牛乳を合わせておきます。
- 玉ねぎ、しいたけをみじん切りにします。
- ボウルにミンチと合わせておいたパン粉、玉ねぎ、しいたけ、卵黄、塩コショウをいれこねていきます。
- ゴーヤーを洗い流した後水気をふき取り、内側に片栗粉を一周よくつけて混ぜ合わせたミンチを詰めていき、全体に片栗粉を薄くまぶします。
- フライパンを中火にかけ薄く油をひき、温まったら並べて焼いていきます。
- 焦げ目が付いたらひっくり返します。2~3分くらいで焦げ目が付きます。
- 反対面も焦げ目を付け水50ccを入れ蓋をして3分ほど蒸し焼きにします。
- 3分経ったら蓋を取り水分がなくなるまでそのまま焼きます。
- 水分がなくなったら弱火にし、ソースを入れ優しく絡め、ぷくぷくしてきたら出来上がりです。
ソースに牛乳を入れるのは時間がたっても固まらずよく絡むようにするためです。
蒸し焼きにすることによって苦味を抑えてくれ、子どもの大好きなお肉ばたっぷり入っているのでパクパク食べれちゃいますね。
お酒のおつまみにもゴーヤーチップス
- ゴーヤー 1本
- 塩 小さじ1/2
- 片栗粉 大さじ3
作り方
- スプーンを使いワタとタネをきれいに取り除き、2~3cmに切り塩を揉み込んで水分を出すのに10分ほど置いておきます。
- ゴーヤーから出た水分をしっかりと絞り、片栗粉をまぶします。
- 180℃に熱した油で揚げていき、箸で触ってカリカリになっていれば出来上がりです。
油に入れる際に塊で入れるとくっついてしまうので1枚1枚油に入れるほうがいいです。塩味が付いてますが薄ければお好みで塩を足してください。
さて、今回は子どもも好きになる!ゴーヤーを使った苦くない美味しいレシピについて紹介しましたが、いかがでしたか。
苦いゴーヤーはきちんと下ごしらえすることで子どもでも美味しくパクパク食べられる料理になります。
ゴーヤーのワタやタネを取るのは子どもでも簡単にでき失敗することがありませんので子どもと一緒に遊ぶようにワタやタネをとることで出来上がった料理を食べる時、更に楽しみになりますね。
そして、ワタの部分は実よりも栄養が豊富なので、片栗粉をつけ180℃の油でカラっとあげることでお父さんのお酒のおつまみになりますので捨てることがなくゴーヤーの全てを食べることができますね。
ぜひ参考にしてください。
子どもも好きになる!ゴーヤーを使った苦くない美味しいレシピ
- ゴーヤーの苦味をとる為の下ごしらえ
- 沖縄の定番ゴーヤーチャンプルー
- ゴーヤーの健康サラダ
- 保存も出来るゴーヤーの佃煮
- お肉好きな子にゴーヤーの肉巻き
- ピーマンを代用したゴーヤーの肉詰め
- お酒のおつまみにもゴーヤーチップス