野菜の皮むき。皮のついた食材を使うときには通らなくてはならない調理行程。
玉ねぎなら手で簡単に、人参や大根であれば形もぼこぼこしていないのでピーラーでスルッとむけたり、桂剝きなんて言う方法もあります。
では、じゃがいもは?種類によっても形は違いますし、同じ品種でもぼこぼこの形をしているから、皮が向きにくかったり、芽を取らなければならなくなったり、意外と面倒くさいと思っている人も多いのではないでしょうか?
今回はじゃがいもの皮むき方法を5つ紹介します。包丁やピーラーを使ったオーソドックスな方法から、変わった方法まで教えちゃいます。
その1:やっぱり包丁でじゃがいもの皮むき
食材を切るときには必ずと言っていい程使わなければならない包丁!
おそらく洗い物も少なくて済むので他の材料を切っている流れで、じゃがいもの皮も包丁で切ってしまう方も多い事でしょう。
- じゃがいもを半分に切ります。
- 上半分を桂剝きのようにむいていきます。
- 下半分も同様にむいていきます。
- 目が残っていれば包丁でくり抜きます。
じゃがいもは形がぼこぼこしているのでやはり包丁で切ろうと思うと、食べられるところも切ってしまったり、仕上がりもかくかくしていてお世辞にもきれいとは言いにくかったりするのではないでしょうか?
包丁で切って形が気になるようであれば千切りにしてバター炒めにしてみたり、ポテトサラダなど形を最終的につぶしてしまう様な調理方法がオススメかもしれません。
その2:包丁が苦手ならピーラーを使う
包丁で皮を剥くのが苦手な方はピーラーでスルスルっと皮を剥いている方も多いはずです。
- ピーラーの刃を皮にあてて下に引きます。
- 皮を剥き終わったら側面の丸い部分で芽をくり抜きます。
ピーラーの値段によって切れ味にも差はあるものの、一方向に向いていくだけなので簡単にむく事ができ、廃棄量も少なくて済みます。ただしスピーディーにやりすぎて手を切ってしまうという危険性もあるので、じゃがいもをしっかり固定しながら気をつけて皮を剥く必要があります。
その3:子供でも安心!スプーンで皮むき
じゃがいもってスプーンでむけるの?!と思うかもしれませんが、新じゃがいもであればむけるようです。
新じゃがいもは旬のじゃがいもで皮が柔らかいものがほとんどなのです。また、スプーンであれば刃がついていないのでうっかり手を切ってしまうといった心配も少なそうですし、お子さんにお手伝いさせてもいいかもしれませんね。
- じゃがいもの皮にスプーンのふちをあてます。
- スプーンを手前から向こう側に擦ります。
- 剥き終わったら芽の部分はスプーンでくり抜きます。
コツはじゃがいもの表面をこする様なイメージでしょうか?あっという間につるりとむけて、ピーラーのように廃棄量も少なそうですね。
ただしこの方法は新じゃがいもなど柔らかい皮のじゃがいもに適している方法です。どのじゃがいもにもできるというわけではないので気をつけましょう。
その4:便利アイテム!皮むきグローブ
皮むきグローブをご存知でしょうか?皮をむくためにゴム手袋飲めんに細かい凹凸がたくさんついている手袋です。このごつごつした表面が野菜の皮をむいてくれるようです。
- 皮むきグローブを手にはめます。
- じゃがいもを手に持ち水を流しながらこすります。
危険度は一番低いかもしれませんね。ただし、ゴシゴシこすり続けるので少し疲れますし時間はかかります。しかし可食部分はかなり残せるようで、経済的と言えそうです。仕上がりに関してはこすっている分、ぼこぼこした仕上がりになります。
使用方法としては煮込み料理やマッシュポテトなど、見た目があまり気にならない使い方をオススメします。
こういった市販の皮むきグッズにはグローブ以外もあります。トウモロコシから生まれた野菜の皮むきといったスポンジの様なたわしの様な皮むきグッズです。やはり時間はかかるようですがお子さんと料理をしたり話題性にはよさそうですし、じゃがいもの形がいびつであってもこするだけなので簡単にむけそうです。
その5:じゃがいもの皮むきなら茹でる!
茹でて皮を柔らかくして剥く方法です。
- じゃがいもにぐるりと一周切り目を入れます。
- 鍋に水を入れてじゃがいもを入れます。
- じゃがいもを入れてから火にかけます。
- 茹で上がって皮と実に隙間ができてきたら氷水につけて冷やします。
- 切り目を真ん中にして両端を持ってひねりながら剥きます。
気持ちのいいほどつるん、すぽんといったかんじに剥く事ができます。しかし茹でる時間も必要なので、別の調理をしながら茹でておくのが良いでしょう。
さて、今回は調理の手間を少しでも省きたい!じゃがいもの皮むき方法5選!についてお話ししましたがいかがでしたか。
じゃがいも一つにしても様々な皮むき方法が存在するようです。どの剥き方にもメリットやデメリットはあるかもしれませんが、早さ重視なのか、子どもと楽しく調理したいのか、料理の内容によっていろんな方法を試してみたいですね。
調理の手間を少しでも省きたい!じゃがいもの皮むき方法5選!
その1:やっぱり包丁でじゃがいもの皮むき
その2:包丁が苦手ならピーラーを使う
その3:子供でも安心!スプーンで皮むき
その4:便利アイテム!皮むきグローブ
その5:じゃがいもの皮むきなら茹でる!