蕪を食べて美肌に!?意外と知らない9つの美容健康効果

蕪を食べて美肌に!?意外と知らない9つの美容健康効果

蕪を食べて美肌に!?意外と知らない9つの美容健康効果
緑の葉と、白い根。葉は緑色野菜といい、根は淡色野菜と2つの側面を持つ蕪。色は大根に似ていますが、根は丸く頭のような形をしています。根が太るその特徴的な形から、「カブナ」「カブラナ」「スズナ」「ホウサイ」などさまざま名前で呼ばれています。

蕪は、アブラナ科アブラナ属の越年草で、世界中で栽培されています。日本でも、スズナといえば「春の七草」の1つでもあります。正月料理で疲れた胃を温めて胃を癒す効果があると言われていますね。

そこで、今回は蕪に含まれる栄養と、蕪の栄養が体にもたらす効果について紹介していきます。

蕪を食べて胃腸トラブル改善!

蕪に含まれるジアスターゼは、別名アミラーゼと呼ばれます。炭水化物の消化を助ける酵素で、デンプンやグリコーゲンを分解して糖に変える働きがあります。このジアスターゼの働きにより、消化不良や胃もたれ食欲不振などの胃腸のトラブルの改善に効果があります。

蕪の辛味成分グルコシノレートで、胃液の分泌促進や胃酸のコントロール効果があります。昔は胃腸のトラブル時に蕪をすりおろして飲むと治るとされていたそうです。実はこのジアスターゼは熱に弱く酸化しやすいのです。昔の人の知恵ってすごいですね。

蕪でお腹すっきり!便秘改善効果

蕪に含まれる食物繊維を体内に摂取することで、腸内環境を整えて便秘を改善します。食物繊維は胃の中では、水分を吸収し膨らみます。

膨らんだ胃は満腹感を感じたり、便のかさ増しをして便意がおこり、便を排泄します。そして、体内に取り込んだ毒素や老廃物を体外に排出する効果があります。腸をきれいにして健康を維持できますね。

蕪を食べてむくみの改善効果!

蕪に含まれる栄養の1つ、カリウムの働きにより体にたまってしまった余分な水分を体外に排出する効果があります。塩分を取りすぎて体が重いなという時は蕪を食べてむくみを取り除きましょうね。

また蕪に含まれる栄養のナイアシンには、体の血液の循環を良くする働きがあります。女性の冷え性って多いですよね。体の血液循環をよくすることで、余分な水分を体外に排出する働きを助ける効果もあり、冷え性を軽減することもできます。

生活習慣病は蕪を食べて予防!

蕪に含まれる栄養の食物繊維は、コレステロールの吸収を抑える働きや、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。これにより、糖尿病や高脂血症、肥満を予防することができます。

蕪の栄養のグルコシノレートには、血栓の予防や肝臓の解毒作用を促進させる働きがあります。蕪の栄養のカルシウムには、動脈硬化、高血圧予防、脂肪の吸収を妨げる効果があります。メタボリックシンドロームを予防します。

このように蕪を食べるだけで生活習慣病に効果があるので、サプリメントや薬を辞めて蕪のある生活をしてはいかがですか?

蕪を食べて骨の健康を保つ!

蕪に含まれる栄養の1つのカルシウムは、私たちの骨や歯の健康には欠かせない成分ですね。カルシウムは、血液の凝固や心臓の筋肉の働きにも大きく関わっています。カルシウムが不足すると筋肉や神経の異常興奮がおこり、イライラしやすくなります。また骨がスカスカになる骨粗鬆症という病気になりやすくなります。

さらに、蕪に含まれるビタミンCとの相乗効果によりカルシウムを体内に吸収しやすくしてくれる働きが高まります。牛乳ではお腹を壊してしまう人でも、蕪を食べて効率よくカルシウムを摂取することができ、骨の健康を保つことができます。

蕪の栄養で風邪予防効果!

蕪の栄養の1つ、β-カロテンは体内に取り入れるとビタミンAに変わります。全部が変化するのではなく体に必要な量のみ変換され、残りはβ-カロテンのまま体内に蓄積されます。

β-カロテンには強い抗酸化作用があり、体内に発生した活性酵素を除去する働きがあります。免疫力の維持や向上の効果により風邪予防や、癌などの予防、アレルギーの予防の効果もあります。

ビタミンAには口や粘膜の働きを活発にする効果があり、風邪のウイルスや細菌の侵入を防ぎます。また蕪に含まれるビタミンCは、免疫機能を維持するのに必要なビタミンです。免疫機能が下がると風邪の原因となるウイルスや細菌に感染しやすくなります。ビタミンCをとることで風邪の予防ができます。

食物繊維で不要な毒素や老廃物を体外に排出する働きで、腸内環境が整い、大腸菌などの悪い菌を減らすことで発がん物質を排泄、大腸がんを予防する効果や呼吸器系の病気を予防する効果もあります。

蕪の栄養で肌のアンチエイジング

蕪の栄養のβ-カロテンには皮膚を乾燥から守り皮膚粘膜の健康を保つ効果があります。蕪の栄養のビタミンCには美肌成分のコラーゲンの生成を補助する働きがあります。そしてこの2つは酸化によるダメージを抑制する働きがあります。

それだけでなく蕪には皮膚粘膜を正常な状態に保つビタミンB6、肌の若返りの栄養素とも呼ばれているビタミンEが含まれているので、アンチエイジングにふさわしい野菜とも言えます。

蕪の葉は絶対捨てたらダメ!

蕪の葉にはカルシウムが根の6倍ビタミンCは根の3倍β-カロテンは根の800倍食物繊維は2倍もの栄養が含まれています。

普段蕪の葉は捨ててしまっているという方に、蕪の葉を食べると上記の効果がさらに向上するので、調理して食べることをおすすめします。

 

葉っぱも使って栄養を摂ろう!かぶの葉を使った絶品5つのレシピ

蕪の栄養を上手に体の取り入れるためには?

ビタミンCやジアスターゼは熱に弱い性質があるので、根は生食で食べるのが良いですね。昔の知恵のようにおろして食べるがベストですが、塩もみするときは塩を薄めにしてあまり強く揉まない方が良いですよ。もし、加熱をするなら時間は短めにすることで栄養面は良くなります。

根よりも豊富に栄養が含まれている蕪の葉っぱは、アクはありません。β-カロテンは油との相性が良いので、さっと水洗いしてさっと炒めて食べるのがベストです。

さて、今回は蕪を食べて美肌に!?意外と知らない9つの美容健康効果ついて紹介しましたがいかがでしたか。
何気なく食していた蕪、たくさん栄養が含まれていて、葉っぱにも根以上に健康や美肌の成分がたくさん含まれていることが理解できたと思います。蕪の栄養が上手く体に取り入れられる調理方法で、蕪を葉っぱごと食べて健康や美肌を手に入れましょうね!

蕪を食べて美肌に!?意外と知らない9つの美容健康効果

  1. 蕪を食べて胃腸トラブル改善!
  2. 蕪でお腹すっきり!便秘改善効果
  3. 蕪を食べてむくみの改善効果!
  4. 生活習慣病は蕪を食べて予防!
  5. 蕪を食べて骨の健康を保つ!
  6. 蕪の栄養で風邪予防効果!
  7. 蕪の栄養で肌のアンチエイジング
  8. 蕪の葉は絶対捨てたらダメ!
  9. 蕪の栄養を上手に体の取り入れるためには?

蕪を食べて美肌に!?意外と知らない9つの美容健康効果
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