
白いんげん豆は煮込みやスープ、炒め物などに使えます。この記事の料理は、市販の加熱済み水煮や缶詰、加熱済みの甘煮を使います。乾燥した生の豆を、そのまま置き換えないでください。
目次
生の豆・短時間煎った粉末は食べない
厚生労働省は、生や加熱不足のいんげん豆に含まれるレクチンによる健康被害を案内しています。乾燥豆は十分に水で戻し、沸騰状態で柔らかくなるまで十分加熱する必要があります。数分煎って粉にするだけでは安全な調理になりません。
ここでは乾燥豆の戻し方・煮方と料理の仕上げを混同しないため、加熱済み商品を使います。パッケージに「加熱済み」「水煮」などの表示があるか確かめ、開封後の保存や汁の扱いは商品の指示に従ってください。
分量の見方
缶や野菜の大きさによって量は変わります。食べる人数に合わせて調整し、調味料は少量から加えます。肉を使うものは中心まで十分に加熱します。白いんげんを食べれば糖や脂肪の吸収を打ち消せる、とは考えないでください。
トマト煮込み
〈材料〉
- 白いんげん 1/2缶
- 人参 5cm程度
- じゃがいも 1/2個
- 玉ねぎ 1/2個
- にんにく 1/2片
- トマト缶 1/2缶
- 豚ひき肉 125g
- コンソメ 1/2個
- 塩 少量
- こしょう 少量
- 白ワイン 40cc
- オレガノ 少量
- ローリエ 1/2枚
- パセリ 適量
- オリーブオイル 適量
〈作り方〉
- 白いんげんは缶から出して水を切っておきます。
- じゃがいもは白いんげんの大きさ程度のさいの目に切ります。
- 豚ひき肉に塩、こしょう、オレガノをふりかけます。
- 人参、玉ねぎ、にんにくはみじん切りにします。
- フライパンでオリーブオイルを熱し、中火でにんにくを炒めます。
- 香りが出たら玉ねぎ、人参を加えてさらに炒めます。
- 豚ひき肉を加えて火が通ったらトマト缶を加え、潰すように混ぜます。
- 7に白いんげん、じゃがいも、ローリエ、塩、こしょう、オレガノ、白ワインを加え煮込みます。
- コンソメを加えて20分程煮込み、塩とこしょうで味を整えたらパセリを振って完成です。
野菜スープ(水煮豆を使う)
〈材料〉
- 加熱済み白いんげん豆の水煮 30g
- 玉ねぎ 1/6個
- 人参 3cm程度
- セロリ 3cm程度
- ピーマン 1/3個
- トマト 適量
- パセリ 適量
- ベーコン 1/2枚
- ローリエ 1/3枚
- 塩 少量
- こしょう 適量
- にんにく 少量
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 300cc
〈作り方〉
- 加熱済み水煮は商品の案内に従って水気を切ります。乾燥豆はこの手順で代用しません。
- 玉ねぎ、人参、セロリ、ピーマン、にんにく、ベーコン、トマトはみじん切りにします。
- 鍋にオリーブオイルを入れて熱したら、にんにくを加えて弱火で炒めます。
- 香りが出たら、玉ねぎ、人参、セロリ、ピーマン、ベーコンを加えて弱火で15分程度炒めます。
- 4に水とローリエを加えます。
- 灰汁をすくい、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。加熱済みの水煮豆を加え、十分に温めます。
- 白いんげんが柔らかくなったら、塩とこしょうで味を整え、ローリエを取り出します。
- 最後にトマトとパセリを散らして完成です。
ほうれん草との炒め物
〈材料〉
- 白いんげん 190g(水煮)
- ほうれん草 1/2袋
- 玉ねぎ 1/4個
- トマト 2個
- セロリ 1/6本
- にんにく 1片
- 塩 適量
- 粗挽きこしょう 適量
- オリーブオイル 適量
〈作り方〉
- にんにくをみじん切りにします。
- ほうれん草は洗って水気をきったら、3cm程度のざく切りにします。
- 玉ねぎ、トマト、セロリは1cm角に切ります。
- フライパンでオリーブオイルを熱しにんにくを炒めて香りが出たら玉ねぎを加えて炒めます。
- 玉ねぎの香りがしてきたらトマトを加え炒め、さらに白いんげんとセロリを加えてさらに炒めます。
- 5が混ざったらほうれん草を加えて炒めます。
- 塩とこしょうで味を整えたら完成です。
白菜のシチュー
〈材料〉
- 加熱済み白いんげん豆の水煮 75g
- 白菜 1/4カットを5cm程度
- 小松菜 1/5株
- コーン 20cc
- 厚切りベーコン 5g
- ガーリックパウダー 適量
- ごま油 適量
- 塩麹 大さじ3/4
- 鶏がらスープの素 少量
- こしょう 少量
- 牛乳 120cc
- コーンスターチ 大さじ1/2
〈作り方〉
- 白菜は芯を2cm角、葉は一口大のざく切りにします。
- 鍋にごま油を加えて弱火で熱し、適当な大きさに切った厚切りベーコンを加えてさらに弱火で炒めます。
- 2に白菜の芯を加えてガーリックパウダーを振りかけ中火で炒めます。
- 白菜が透き通ってきたら白菜の葉の部分を加えしんなりしたら白いんげんを汁ごと加えます。
- さらに塩麹と鶏がらスープの素を加えて煮込みます。
- 煮立ったらコーンと牛乳を加えてふつふつしてきたら水溶きコーンスターチを加えてとろみをつけます。
- 塩とこしょうで味を整え、ごま油をたらして火を止めます。
- 最後に軽く塩ゆでして冷水につけた小松菜をざく切りにして散らせば完成です。
甘煮とバニラアイス
〈材料〉
- 白いんげん(甘煮) 50g
- バニラアイスクリーム 1個
- ミントの葉 1枚
〈作り方〉
- フードプロセッサーに白いんげんの甘煮とバニラアイスクリームを加えてなめらかになるまで撹拌します。
- 1を密閉容器に流し込み、冷凍庫で冷やし固めます。
- 固まったらスプーンですくった白いんげんのアイスクリームをお皿に盛り、ミントの葉を飾れば完成です。
よくある疑問
ダイエット用に生の粉末を追加してもよい?
勧めません。料理や健康効果を理由に、生や加熱不足の豆を食べないでください。
乾燥豆30gと水煮30gは同じ?
水分量や加工状態が違います。重さだけを合わせて代用せず、原料に対応した調理法を使いましょう。
保存の注意
煮込みは常温に長く置かず、保存時は小分けして速やかに冷まし、冷蔵・冷凍します。商品の開封後の案内も確認してください。
参考資料
更新:2026年10月25日。調理や栄養の説明を整理し、一律の健康効果や量の推奨を見直しました。
