きゅうりは漬物にして栄養アップ!お家で作れる5つのレシピ

きゅうりは漬物にして栄養アップ!お家で作れる5つのレシピ

きゅうりは漬物にして栄養アップ!お家で作れる5つのレシピ
きゅうりの特徴はビタミン各種、カリウムなど多くの栄養成分をバランス良く含んでいます。しかし、きゅうりの成分は95%が水分なので栄養価が低い野菜とも言われています。

それでも、夏バテしそうなときに水分の多いきゅうりを食べることでクールダウンや利尿効果もあり、体のむくみも解消されます。栄養価が低いと言われているきゅうりですが、漬物の定番、味噌や醤油、酢などの調味料やぬかで他の野菜と一緒に漬け込むことで健康や美容面の効果が高くなります。

今回はお家でも簡単に作れる健康や美容に効果のあるきゅうりの漬物の作り方を紹介します。

きゅうりのぬか漬けでじっくりアンチエイジング

「ぬか」は植物性酵素が胃腸に良い効果をもたらすだけでなく、きゅうりの持つビタミンCの栄養価を高め、アンチエイジング効果も期待できます。

ぬか自体にも食物繊維、ビタミンA、B群、カルシウムなどが含まれているので、これらの栄養成分はきゅうりに溶け込み、きゅうり・ぬかの両方の栄養素を摂取できる漬物です。

(材料)2人分程度

  • きゅうり お好みの量(丸ごとで可)
  • 生ぬか 500g
  • 塩(ぬかの約10%) 約50g
  • 水(お湯を冷ましたもの)約500g
  • 昆布茶 小さじ2分の1
  • 唐辛子 少々
  • かつお節 5g
  • 捨て野菜(キャベツの芯を細切りしたものなど) お好みの量

(作り方)

  1. なまぬかと塩をボウルに入れて混ぜた後、水を4対1の割合で2回に分けて注ぎます。
  2. 均一になるよう混ぜながら2回目の水を入れます。ベチャっとしないよう入れる水の量は適宜調整します。
  3. よく混ぜ合わせ、握ると水分が少し出る程度になったら、かつお節、唐辛子、昆布茶を投入します。
  4. 捨て野菜を入れて更に混ぜます。
  5. ボウルからタッパ―に移し、平らにします。冷蔵庫の野菜室で10日間程度保存。保存期間中は、1日に2-3回タッパ―の中で混ぜ、捨て野菜は2日ごとに取り替えます。
  6. 4の中にきゅうりを入れます。好きな大きさに切っても丸ごと一本入れても可です。1-3日程度漬け込んでおきます。

きゅうりの味噌漬けで美容効果がススむ!

味噌には植物性乳酸菌の他にも味噌の素となる大豆イソフラボンが含まれています。大豆イソフラボン女性ホルモンと同じ働きをし、肌や髪をキレイにしてくれます。

味噌に含まれているリノール酸はシミやそばかすの原因であるメラニンの生成を抑えてくれます。日本人になじみ深い味噌の栄養成分ときゅうりのビタミンの掛け合わせで、美容の相乗効果を期待できる漬物になります。

(材料)2人分

  • きゅうり 2本
  • 味噌 大さじ2

(作り方)

  1. きゅうりの水分は抜いておきます。お好みの大きさに切ります。
  2. ポリ袋に1を入れ、味噌も追加して袋の上から揉みながら漬けます。
  3. 2を冷蔵庫に1日を目安に保存します。

きゅうりの浅漬けでバテがちな夏も疲労知らず!

時間をかけずに、きゅうりを漬物にしたい場合は浅漬けがオススメです。浅漬けには酢が使われます。ダイエットで酢がよく用いられますが、これは内蔵脂肪を減らす作用をしてくれるからです。

疲れを取るクエン酸も含んでいるので、夏バテして動く気力もない時、きゅうりの水分と酢のクエン酸の組み合わせは元気をみなぎらせてくれます。簡単にできるので、手間のかかる料理をしたくない時にもベターな漬物です。

(材料)2人分

  • きゅうり 1本
  • 酢 大さじ1
  • 塩 少々

(作り方)

  1. きゅうりをお好みの大きさに切ります。水分はなるべく抜きます。
  2. ポリ袋に酢と塩を入れ、袋の上から揉むように漬けます。
  3. 冷蔵庫で1-2時間程度保存します。

カラダを燃焼!きゅうりのにんにく漬け

きゅうりをビタミンB1が豊富なにんにくに漬けるのも良いです。ビタミンB1は疲労回復効果のみならず、体に取り入れた糖質の代謝に大きく関わります。

体内の代謝が進行すると、体が熱くなる時がありますが、きゅうりは体を冷やしてくれるので丁度良い体感体温になります。

(材料)2人分

  • きゅうり 1本
  • にんにく(おろしたもの) お好みの量(2-3片ぐらいが目安)
  • 醤油 大さじ1
  • ごま油 大さじ1
  • 鷹の爪(輪切りにしたもの) 少々

(作り方)

  1. きゅうりをお好みの大きさに切ります。水分はなるべく抜きます。
  2. ポリ袋に材料を全て入れ、袋の上から漬け込むように揉みます。
  3. 冷蔵庫で15分程度保存します。

お酢の力で健康と美容効果!

最近注目度が高まっているピクルスは漬物の西洋バージョンです。きゅうりのピクルスは、ハンバーガーを食べるときの具材で見かけますね。

浅漬けと同じく酢を使っておりますが、浅漬けよりは酢を大量に使い、手間もかかるのでお酢の栄養成分を更に享受でき、更なる健康と美容効果を狙えます。ダイエット中に口さみしくなってどうしても何かをつまみたいとき、冷蔵庫に長期保存が可能なきゅうりのピクルスを常備していると、お菓子に手を出さずに済むというメリットも。

きゅうりのピクルスは初心者でも漬けやすいのでオススメです。

(材料)2人分

  • きゅうり 1本
  • 酢 100ml
  • 水 100mi
  • 砂糖 大さじ1
  • 塩 小さじ1
  • ローレル 1枚

(作り方)

  1. きゅうりをお好みの大きさに切ります。
  2. 酢、水、砂糖、塩、ローレルを鍋に入れて煮ます。
  3. 煮立ったら、きゅうりを投入します。
  4. きゅうりの真ん中の色が少し透けて見えるまで煮続けます。
  5. 4を瓶に移し、粗熱を冷ました後、冷蔵庫で保存します。

さて、今回はきゅうりは漬物にして栄養アップ!お家で作れる5つのレシピについて紹介しましたがいかがでしたか。
きゅうりを生で食べるだけではなく、たまには漬物を試して健康面も意識してみるのも良いですよ。漬物は調味料を変えることで様々なものができあがります。漬物にすることできゅうりとは別の栄養効果も期待できますが、きゅうりに限らず、漬物全般は塩分が高めなため食べ過ぎには注意です。

きゅうりは漬物にして栄養アップ!お家で作れる5つのレシピ

  1. きゅうりのぬか漬けでじっくりアンチエイジング
  2. きゅうりの味噌漬けで美容効果がススむ!
  3. きゅうりの浅漬けでバテがちな夏も疲労知らず!
  4. カラダを燃焼!きゅうりのにんにく漬け
  5. お酢の力で健康と美容効果!

きゅうりは漬物にして栄養アップ!お家で作れる5つのレシピ
最新情報をチェックしよう!