誰もが憧れるスリムでメリハリのあるボディー。理想のボディーを手に入れるために、女性なら一度は、ダイエットの経験があるのではないでしょうか。そして、挫折やリバンウンドなど苦い思い出をお持ちの方も多いのでは?
もし、食欲を過度に抑えることなく、食べて美しくなる方法があれば挑戦してみたくなりませんか?
今回おすすめするダイエットメニューは「野菜スープを食べる」です。
ダイエットは苦痛ではなく、幸せな時間の始まりです!生野菜を食べているから大丈夫とゆう方も、是非ご一読ください。
野菜スープの効能?ダイエット成功のカギは腸美人にあり!
レシピをご紹介する前に、野菜スープの効用をお話しします。
スープの魅力は何と言っても、たっぷりの素材の栄養とうま味を丸ごといただけることです。汁に溶け出したビタミンやカリウムなどを逃さず摂取できます。
食物繊維は胃や腸で吸収されにくい、難消化性の成分です。コレステロールの排出を促す、満腹感を与える。便通を良くし、有害物質や有害菌の発生を抑制する働きがあります。
食物繊維は野菜や豆類、キノコ類、イモ類、海藻などに多く含まれています。生で食べられる野菜は限られているし、生では量がとりにくいので、加熱調理の方が楽に大量の食物繊維を摂取できます。
健康できれいな腸に整えることが、新陳代謝アップにつながり、痩せやすい身体を作ります。ダイエットに最適な野菜スープの素晴らしい効果を是非体感してください。
野菜たくさんミネストローネで食物繊維をたっぷり摂取
日本でも馴染み深いミネストローネです。野菜の総量は800g以上を目安にしてください。野菜は何でも構いませんが、甘みのある玉ねぎやかぼちゃは、トマトの酸味を和らげます。ダイエット効果だけでなく少量の調味料と、ベーコンなど加工食品の代わりに鶏むね肉を使用することで、減塩も兼ねています。
材料(2人分×4回分)
- 鶏むね肉:1枚
- 塩:小さじ1
- にんにく(みじん切り):1かけ
- 玉ねぎ、にんじん、キャベツ、ジャガイモ、さやいんげん、大根、
なす、かぼちゃなど:合わせて800g - オリーブ油:大さじ1
- 黒胡椒:適量
- A:トマト缶:1缶
水:3カップ
昆布(1×10㎝):1枚
干ししいたけ:2枚
作り方
- 細かく切った鶏肉に塩をもみ込む。すべての野菜を2㎝角に切ります。
- 昆布はハサミで細かくし、干ししいたけは手で砕いておきます。
- フライパンにオリーブ油とにんにくを入れ火にかける。香りが出てから玉ねぎを投入し、色づくまで炒めます。
- 残りの野菜を入れ、軽く炒めてからAを加えるます。
- 沸騰してから1のむね肉を加え、野菜がしんなりするまで、ふたをして弱火で煮ます。
- 仕上げに、黒胡椒で味を整えます。
玉ねぎとにんじんのスープでお手軽デトックス!
玉ねぎには血液をサラサラにしたり、毛細血管を拡張して血流を改善する働きがあります。にんじんには緑黄色野菜の特徴であるカロテンが多く、ビタミンやミネラルも含まれています。カロテンは皮の部分に多いので、丸ごと調理しましょう。生で食べるより、ボイルしたり、油で調理した方が吸収率は高まりダイエット効果も期待できますよ。
材料(6回分)
- 玉ねぎ:2個
- にんじん:1本
- 鶏手羽中(鶏スペアリブ):8本
- サラダ油:大さじ1
- 塩:小さじ1
- 水:1400ml
作り方
- 玉ねぎは薄切り、にんじんは千切りにする。繊維を絶つ切り方は、食感を
残しつつ、口当たりが柔らかく仕上がりますよ。 - 鍋にサラダ油と鶏手羽中、1の野菜を入れて火にかける。全体に油がま
わったら塩をふります。 - 鶏肉の表面に焼き色がついてから、水を加える。アクはこまめに取り除き、
時々全体をかき混ぜながら、弱火で10分ほど煮込みます。
身体リセットには脂肪燃焼デトックススープが効果的!
このスープは心臓外科手術の前に、安全でかつ短期間に減量をするために考えられたデトックス効果のあるダイエットスープです。
材料(1週間分)
- 玉ねぎ:大3個
- ピーマン:1個
- セロリ:1本
- キャベツ:大半玉
- ホールトマト:1缶
- しょうが:1かけ
- チキンスープの素:1個
- 鶏ささみ肉:2〜3本
作り方
- 野菜、鶏ささみ肉は食べやすい大きさに切ります。少し大きめの方が、しっかりと噛むので満腹感が得られます。
- 鍋に野菜、トマト缶、チキンスープの素を入れて、材料が隠れる程度の水を加え10分ほど煮ます。時間に余裕がある時は、20分ほど煮た方が、素材のうま味がより汁に溶け出し、薄味でも気になりませんよ。
- 最後に、鶏ささみ肉を加えます。薄味と感じたら、少量の塩や胡椒、カレーパウダーなどで味を整えましょう。
カレーもダイエットの味方にしよう!
国民食とも言われるカレーは、高カロリーでダイエットに不向きな食事と思いがちです。しかしルーを減らし、コンソメとカレー粉で旨みを補うことで、低カロリーで美味しいダイエットスープカレーが実現します。
材料(4人分)
- ジャガイモ:1個
- にんじん:1/4個
- 玉ねぎ:1個半
- ブロッコリー:130g
- 鶏手羽元:4本
- 市販のカレールー:2かけ
- ブイヨン(コンソメ+水):800cc
- ゆで玉子:1個
- オリーブ油:大さじ1
- 塩、胡椒:適量
- カレー粉:大さじ2
- おろしにんにく、おろししょうが:小さじ1
作り方
- 鶏肉に塩、胡椒で下味をつけ、すべての野菜を食べやすく少し大きめに切ります。
- トッピング用のブロッコリーは、600Wの電子レンジに2~3分かけます。
- 鍋にオリーブ油とカレー粉を入れて火にかけ、香りが出るまで炒めます
- 鶏肉を加え、表面に焼き色をついてから野菜を加えます。
- 軽く炒めてから、ブイヨンを加え弱火でコトコト煮込みます。
- しばらく煮込んでから、カレールーを投入します。
- にんにくとしょうが、塩、胡椒で味を整えます。薄味と感じたら、少量のケチャップや好みのスパイスを加えると良いですよ。
- 器に盛り、ブロッコリーとゆで玉子をトッピングします。
豚汁パワーはすごい!ダイエットと美容に効果あり!
最後のレシピは、年齢に関係なく幅広い人気の豚汁です。発酵食品の味噌にはタンパク質をはじめ、多くの栄養素が含まれています。普通豚汁は油で炒めてから煮ますが、このレシピは蒸し煮にしています。蒸すことで、素材の濃厚なうま味と甘みを引き出します。たくさんの野菜を使用した方が、より濃い出汁となり、少ない調味料でも気になりません。記載した野菜の他にも、ごぼうやれんこん、イモ類などもダイエットにおすすめです。
材料(2人分)
- A水:300ml
昆布(1×10㎝):1枚
干ししいたけ:1枚
煮干し粉:小さじ1 - 豚もも薄切り肉(食べやすく切る):100g
- 大根、にんじん(各いちょう切り):合わせて200g
- 味噌:大さじ1弱
- 長ねぎ(小口切り):1/3本
- しょうが(すりおろし):適量
作り方
- 昆布はハサミで細かくし、干ししいたけは手で砕いておきます。
- 鍋にAを入れ、ふたをして火にかけます。
- 沸騰してから豚肉、大根、にんじんを加え、ふたをして弱火で煮ます。
- アクはこまめに取り除く。弱火でゆっくり火を通し、うま味を引き出します。
- 野菜が柔らかくなったら火を止め、味噌と長ねぎを加えます。
- 器に盛り、しょうがをのせます。
さて、今回は野菜スープダイエットで理想的なボディーを目指す5つのレシピをお届けしましたが、いかがでしたか?
鍋一つで調理でき、工程も簡単なレシピばかりです。特別な材料も不要なので、挫折の心配もありません。
生野菜は胃腸への負担が大きく、体も冷やすと言われています。摂取しているつもりの食物酵素も、胃の消化酵素で分解されてしまいます。加熱調理の方が身体に優しく、栄養も無駄なく摂取できますよ。
ところで、レシピをご覧になって、共通している食材にお気付きになりましたか。それは、ダイエット効果が大きい食材のひとつ、玉ねぎです。一年中どこでも手に入る玉ねぎは、他の食材との相性も良く、ダイエットの強い味方です。
美味しく野菜スープを食べて、腸美人を目指しましょう。スープを食べると表現したのは、噛むことを意識しているからです。しっかり噛むことで、早食いや大食いの防止になり、素材の味を堪能できます。
年齢とともに変化する身体と対話しながら、心と向き合いながら、日々過ごしたいですね。
野菜スープダイエットで理想的なボディーを目指す5つのレシピ
- 野菜スープの効能?ダイエット成功のカギは腸美人にあり!
- 野菜たくさんのミネストローネで食物繊維をたっぷり摂取。
- 玉ねぎとにんじんのスープでお手軽デトックス!
- 身体リセットには脂肪燃焼デトックススープが効果的!
- カレーもダイエットの味方にしよう!
- 豚汁パワーはすごい!ダイエットと美容に効果あり。