わさび菜をご存知でしょうか?キャベツやレタスのようにはメジャーではないかもしれませんが、からし菜の変異種として栽培されている野菜の1つです。
わさびとは見た目も全然違っており、セロリなどのように上部に葉がもさもさついている野菜です!見た目は違うものの、その味はわさびのような辛みと風味を兼ね備えているようです。滋賀県のほうでは、わさび菜を「愛彩菜」というブランドで作っています。
今回はそんなわさび菜に含まれる栄養素について6つ紹介します。ビタミンもミネラルも豊富な野菜で、健康効果が高いことは間違いなしです。
わさび菜にはβ-カロテンが含まれている
わさび菜にはβ-カロテンという栄養素が豊富に含まれています!β-カロテンは粘膜やお肌を美しく保つために働き力がありますが、体の中ではβ-カロテンはビタミンAに変換することができるのです!
ビタミンAは抗酸化作用が強く、とくに目の保護や病気の予防に大きく働きかけます!それは、目の網膜にあるロドプシンの主成分になっていることも関係していることでしょう!ロドプシンは特に光の明暗を感知する物質であり、その刺激が能に伝わることで目にものがうつるのです!
そのため、わさび菜を食べることでたくさんのビタミンAがつくられ、目が見えやすくなると考えられるというわけですね!
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わさび菜がエネルギー代謝を上げる
わさび菜にはビタミンB2が豊富に含まれています。ビタミンB2は主に、脂質や糖質などのエネルギー代謝に関わりを持っているため、食事でとりいれた脂肪を代謝しエネルギーに変えてくれるので、ダイエット効果に期待できます!
また糖質をエネルギー代謝として使う為、糖尿病予防効果も期待できます。
ビタミンB2は毛髪や爪の健康保持にも役立っているので潤いが欲しい人にはわさび菜はオススメなのです!
わさび菜には美肌効果が期待できる
わさび菜にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCといえば何と言っても美容には欠かすことのできないビタミンのひとつではないでしょうか?
ビタミンCはシミやそばかすなどの防止をする他にもコラーゲンの構成成分にもなっているため、お肌にハリやつやをあたえてくれるのです!また、ビタミンCにも強い抗酸化作用があるため、アンチエイジングにも期待できます。
しかしビタミンCは加熱で壊れやすい栄養素です。わさび菜をそのまま食べるのが難しいようであれば、わさび菜にレモン汁などで作ったドレッシングなどと一緒に食べるといいかもしれませんね!
わさび菜で効率よくカルシウムを吸収
わさび菜にもカルシウムが含まれています。カルシウムは成長期の子どもから、足腰が悪くなっていく高齢者にも必要な栄養素の一つです!カルシウムは骨や歯を作るためには欠かすことはできません!
さらに、カルシウムの吸収を高めるためには、ビタミンCも有効なのです!つまり、カルシウムもビタミンCも豊富に含まれているわさび菜はもってこいの野菜といえるかもしれませんね!
わさび菜には鉄分が含まれている
わさび菜には鉄分も含まれています!鉄分は貧血予防に繋がります!
鉄が少ないとなぜ、貧血が起こってしまうかということですが、鉄には体に蓄えておく貯蔵鉄と、酸素を体に運ぶ機能鉄の二つが存在しますが、鉄がなくなってしまうと酸素を体に運ぶことができず、頭痛やめまい、立ちくらみといった症状が起こってしまうのです。
つまり、わさび菜に含まれる鉄という栄養素は欠かすことのできないというわけです!
わさびの辛子成分で身体の内側から元気に!
アリルイソチオシアネートとはわさび菜特有の辛み成分で、アリルイソチオシアネートには血流を改善する効果があります。
実はこの成分が体を刺激することで唾液が分泌したり胃の消化液の分泌は多くなるのです!そのため消化吸収も高まり、食欲増進に繋がるのです。夏バテのときなど食欲が低下しているときにオススメかもしれませんね!
さて、今回はわさびのような辛みと風味を堪能できる!わさび菜に含まれる6つの栄養素についてお話ししましたがいかがでしたか。
キャベツなどに比べるとあまり認知度は高くはないわさび菜ですが健康効果は高く、栄養はぎっしり詰まっているようです!わさび菜のツーンとした辛みがお好きな方はぜひ、食卓にとりいれてみてください!
わさびのような辛みと風味を堪能できる!わさび菜に含まれる6つの栄養素
- わさび菜にはβ-カロテンが含まれている
- わさび菜がエネルギー代謝を上げる
- わさび菜には美肌効果が期待できる
- わさび菜で効率よくカルシウムを吸収
- わさび菜には鉄分が含まれている
- わさびの辛子成分で身体の内側から元気に!