梅干しを作る中で出来上がる梅酢。梅酢といってもお酢ではありません。では梅酢には何が含まれているのでしょうか?
普通のお酢であれば酢酸などが含まれているのですが、梅酢には含まれていないのです。その代わりにクエン酸やポリフェノールなど身体にうれしい成分がたくさん含まれている特徴があります。
このような様々な成分のおかげで、アンチエイジング効果や、疲労回復効果、血液サラサラ効果、生活習慣病予防などたくさんの効果に期待できるのが梅酢なのです。
今回は魅力たっぷりの梅酢を使ったオススメのレシピを5つ紹介します。いろんなアレンジ方法で健康になりましょう。
大根とカニかまの梅酢サラダ
- 梅酢 大さじ1
- 大根 2cm程度
- きゅうり 1/8本
- カニかま 2本
- かつお節 適量
- 塩 適量
〈作り方〉
- 大根は洗って皮をむいたら薄い輪切りにし、細切りにします。
- きゅうりは洗って千切りにします。
- カニかまは大根やきゅうりと同じ大きさ程度に裂いておきます。
- 1から3をボウルに入れて塩でしんなりさせて水気をしっかり絞ります。
- 最後に梅酢をかけて、かつお節をまぶせば完成です。
梅酢の味が決め手となるシンプルなサラダです。大根やきゅうりの歯ごたえもあるので食感も楽しむことができてヘルシーな一品です。
ささみの梅酢にんにく焼き
- 梅酢 大さじ1/2
- ささみ 2本
- にんにく 1/2片
- 醤油 小さじ1/2
- 片栗粉 大さじ1/2
- サラダ油 適量
〈作り方〉
- ささみは中心から外へ開いておきます。
- にんにくは薄皮をむいてすりおろします。
- すりおろしたにんにく、梅酢、醤油を合わせます。
- 3にささみを入れて揉みこんで10分置いておきます。
- 4に片栗粉をまぶします。
- フライパンにサラダ油を入れて熱したら、5を中火で1分焼きます。
- 焼き目がついたらひっくり返して蓋を閉めて弱火で3分程度焼きます。
- 蓋をとって強火で数秒焼いてこんがりしてきたら完成です。
ヘルシーなささみを使った一品です。梅酢の酸味とにんにくの辛みと香りが食欲をそそりそうですね。ささみを細かく裂いて食べやすくすれば、お酒のおつまみとしても食べられそうです。
梅酢で作る砂肝の酒蒸し
- 梅酢 適量
- 砂肝 150g
- 玉ねぎ 1/4こ
- こしょう 少量
- バター 適量
- 酒 適量
〈作り方〉
- 砂肝は食べやすい大きさに切ったら梅酢に10分程度漬けます。
- 玉ねぎは皮をむいて、繊維に沿って薄切りにします。
- フライパンにバターを入れて熱したら砂肝を炒めます。
- 砂肝の色が変わってきたら玉ねぎを加えて、こしょうを振って軽く炒めます。
- 4に酒を入れたら蓋を閉めて酒蒸しにします。
- 全体に火が通れば完成です。
梅酢のおかげで肉の臭みも気にならなくなるので食べやすい一品です。砂肝のこりこりとした食感がおいしい一皿。こちらもお酒のあてに最高です。
梅酢とクリームチーズのヨーグルトゼリー
- 梅酢 20cc
- ゼラチン 4g
- 梅干し 1/2個
- 砂糖 大さじ1と小さじ2
- 水 100cc
- ヨーグルト 60g
- クリームチーズ 15g
- レモン汁 少量
- 生クリーム 20cc
〈作り方〉
- 耐熱容器にクリームチーズの半量、ヨーグルト、レモン汁、砂糖小さじ1を入れて、軽く混ぜ合わせたらレンジで45℃程度に温めます。
- 1の中にゼラチンを入れて溶かしたら、グラスに入れて冷やし固めます。
- 耐熱容器に水と砂糖大さじ1を入れて軽く混ぜ合わせたらレンジで45℃程度に温めます。
- 3に梅酢と梅干しを加えてゼラチンを溶かします。
- 粗熱の取れた4を冷やしておいた2に注ぎ、さらに冷やし固めます。
- 残りのクリームチーズを耐熱容器に入れ、500Wのレンジで10秒温めます。
- 生クリームは泡立て器等で7分立て程度に泡立てておきます。
- 6のクリームチーズと7の生クリームを混ぜ合わせて、冷やし固めた5の上にトッピングしたら完成です。
クリームチーズの白色と、梅酢の赤色が2層になっておりとってもオシャレ。梅酢はデザートにもなります。チーズとヨーグルトの酸味と、梅酢の酸味の2種類の味が楽しめるのでペロッと食べられてしまいそうです。
芽ひじきとれんこんの梅酢炒め
- 梅酢 適量
- 乾燥芽ひじき 4g
- れんこん 30g
- 人参 20g
- しめじ 30g
- 青じそ 3枚
- みりん 適量
- 醤油 適量
- 砂糖 適量
- オリーブオイル 大さじ1
〈作り方〉
- 芽ひじきはたっぷりの水につけて戻し、しっかり水気をきっておきます。
- れんこんは皮をむいたらいちょう切りにして水にさらし、水気をきっておきます。
- 人参は皮をむいたら千切りにします。
- しめじは石づきを取って、小房に分けておきます。
- フライパンにオリーブオイルを入れて温めたら中火でれんこん、人参、しめじを炒めます。
- 5に火が通ってきたら、芽ひじきを加えてさらに炒めます。
- 6に梅酢、みりん、醤油、砂糖を加えて味を絡めていきます。
- 最後に穂祖切りにした青じそを散らせば完成です。
梅酢や他の調味料で酸味や甘みを調節してみてください。甘酸っぱい炒め物ができます。れんこんや人参は歯ごたえもいいですし、芽ひじきには鉄分などのミネラルも豊富なので身体にもいいですよ。
さて、今回は酸味が疲労も回復!老化も防止!?梅酢を使ったオススメの5つのレシピについてお話ししましたがいかがでしたか。
活用の仕方次第で、炒め物にもデザートにもできる梅酢。身体にもいいとされている梅酢を使ってみてはいかがでしょうか?普段の料理に少しプラスするだけでまた違った味を楽しめますよ。
酸味が疲労も回復!老化も防止!?梅酢を使ったオススメの5つのレシピ
- 大根とカニかまの梅酢サラダ
- ささみの梅酢にんにく焼き
- 梅酢で作る砂肝の酒蒸し
- 梅酢とクリームチーズのヨーグルトゼリー
- 芽ひじきとれんこんの梅酢炒め