かぼちゃの栄養には美容効果が満載！？女性に嬉しい５つの効能！

「いもくりなんきん」とゆう言葉があるように、多くの女性に好まれる食材ですね。かぼちゃは調理法も様々で、サラダや煮物、天ぷら、スイーツと幅広く利用出来きます。

かぼちゃは緑黄色野菜ですね。色が濃いので、何となく栄養価が高いような気がしますが、実際にどのような栄養が含まれているのでしょうか。

今回は、女性に人気のかぼちゃに注目します。かぼちゃの栄養が、美容や健康に効果的であるなら、益々かぼちゃ好きになってしまうかもしれませんね。
では早速、かぼちゃに含まれる栄養と、女性に嬉しい効果について探ってみましょう。

かぼちゃのβ−カロテンは体のサビつき予防に効果的！

かぼちゃの栄養成分と言えば、β−カロテンですね。果肉の黄色はカロテンの色で、カロテンを多く含んでいる証拠です。「カロテロイド」という一群は、赤や黄色、橙色の天然色素です。その中で、炭水化物系に属するものが「カロテン類」です。かぼちゃのβ−カロテンは、この「カロテン類」に分類されます。

β−カロテンは体内に入ると、必要量に応じてビタミンAに変換され、残りは蓄積されます。ビタミンAとしての働きは、皮膚や粘膜を正常に保ち、免疫力を高める。体内で発生した活性酸素の除去や、視力低下の抑制など、健康維持に重要な働きをします。美肌の保持や、老化の原因である体のサビつきを防ぐβ−カロテンは、特に女性には嬉しい効果ですね。

かぼちゃに多く含まれるβ−カロテンは脂溶性なので、油で調理すると小腸での吸収力が上がり、効率良く栄養を摂取できます。また、同じ抗酸化物質であるビタミンCやEと一緒に摂取すると、効果が高まります。がんや生活習慣病の予防につながることも分かっているそうですよ。

かぼちゃには女性に嬉しいビタミンEも豊富！

かぼちゃの栄養成分には、ビタミンEも高い数値で含有しています。ビタミンEは、老化や病気の原因である、細胞の劣化を防ぐ働きがあります。加えて、血中のコレステロールの酸化を防ぎ、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病を予防します。

かぼちゃに多いビタミンEは、実は女性に嬉しいビタミンなのです。
ビタミンEは、末梢神経を拡張して血行を促進し、自律神経を整えます。血流の改善は、冷え性や肩こり、腰痛の改善に効果的です。新陳代謝が活発になることは、美肌の維持が期待出来ます。さらに、ビタミンEは紫外線に抵抗する性質なので、シミやそばかすにも効果的です。

ビタミンEは脂溶性のため、油で調理すると、栄養を効率良く摂取出来ます。また、ビタミンCと一緒に摂取すると、抗酸化力が高まります。抗酸化作用があるビタミンCには、ビタミンEの抗酸化を高める作用があるからです。
ビタミンCの栄養が豊富な野菜は、パプリカやピーマン、パセリ、芽キャベツ、ゴーヤなどです。かぼちゃとビタミンCを多く含む野菜を一緒に摂取して、老化防止の効果を高めましょう。

むくみ対策にはかぼちゃスープがお勧め！

かぼちゃの栄養成分には、ミネラルも多く含まれており、特にカリウムが豊富です。カリウムは、ナトリウムと共に体液を構成する主要な成分です。血液と体液のpHや、浸透圧を正常に保ち、生体機能を調整します。

カリウムはナトリウムの量を調整して、過剰なナトリウムと水分を排出します。加えて、ナトリウムが腎臓での再吸収を防止し、尿への排泄を促進する働きがあります。手足のむくみ対策や、血圧の上昇を抑制する効果は嬉しいですね。夕方になると、特に足のむくみは気になりますよね。

カリウムは尿と一緒に排出されるので、過剰摂取の心配はありません。ただし、腎臓の機能障害がある方は、注意が必要です。無機物であるカリウムは、水に溶けやすく、加熱するとより多く溶けだすので、栄養を逃さず摂取するには工夫が必要です。かぼちゃのカリウムを効率良く摂取するには、煮汁も一緒に召し上がると良いでしょう。むくみが気になる方や、コーヒーやアルコール、お菓子を多く摂ってしまう方には、かぼちゃスープがお勧めです。

かぼちゃの食物繊維で便秘解消！

かぼちゃの栄養成分には、特別多くありませんが、食物繊維も含まれています。食物繊維には、不溶性と水溶性があり、働きも異なります。かぼちゃには両方の食物繊維が含まれており、特に不溶性の方が豊富です。

食物繊維の働きは、ご存知の方も多いと思いますが、肥満の防止や便秘改善、生活習慣病の予防など、多くの健康効果が期待できます。不溶性食物繊維は、水分を吸収して膨らみ、消化されていない食べ物が、体内を通過する時間を短縮します。水溶性食物繊維は水に溶けて、食品の水分を抱き込んでゲル化します。血液中のコレステロール値を下げて、糖質の吸収を抑えます。

便秘解消には、両方の食物繊維をバランスよく摂取する必要があります。かぼちゃには、二つの食物繊維の栄養が含まれているので理想的ですね。特に便秘にお悩みの方は、かぼちゃを電子レンジで加熱して、プルーンやレーズン、ヨーグルトなどと一緒に、サラダで召し上がると良いでしょう。

かぼちゃの種の栄養にも女性に嬉しい効果が満載！

かぼちゃは果肉だけでなく、種にも豊富な栄養が含まれています。漢方では、体内の寄生虫を排出する漢方薬として利用され、欧米でも、食用として利用されることが多いようです。

かぼちゃの種に含まれるリノール酸やビタミンEは、老化防止や冷え性対策、美肌効果など、女性に嬉しい効果が満載です。ポリフェノールの一種であるリグナン類は、排尿障害を軽減する働きがあります。さらに、女性ホルモンのバランスも整えるため、骨粗しょう症の予防にもつながります。

栄養価が高いかぼちゃの種を捨ててしまうのは、もったいないですね。炒って殻を剥くだけで、おつまみとして食べることが出来ます。市販されているかぼちゃの種なら、そのまま食べることが出来ますね。かぼちゃの種は、料理やお菓子のトッピング、パンやケーキ作りの際にも利用できます。カロリーが高いので、くれぐれも食べ過ぎにはご注意ください。一日の摂取量は、１０〜１５粒を目安にしてはいかがでしょうか。

さて、今回はかぼちゃの栄養には美容効果が満載！？女性に嬉しい５つの効能！をお届けしましたが、いかがでしたか。

かぼちゃは種も含めて栄養価が高く、美肌やアンチエンジングに効果的であることを、ご理解いただけたと思います。栄養がぎっしり詰まったかぼちゃは、丸ごといただきましょう。かぼちゃの皮にもβ−カロテンが豊富に含まれています。糖質も多いかぼちゃですが、β−カロテンやビタミン、ミネラルが豊富なメリットは、美容や健康に効果的なのでお勧めの食材ですよ。